【No.】 519
【ストレッサー】 二者択一の失敗での悩み
【内容】 二者択一の選択後に、本当にこれでよかったのか悩んだり、後悔することがあり、何とかならないものかと思う
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★★
【対処法】 できれば、いいとこ取りが出来れば理想だが、難しい場合は、最悪のパターンを考えて比較してみたり、運命に任せてみる
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型
【解説】二者択一の選択で一方を選んだ後に、本当にこれでよかったのか悩んだり、あるいは、よくなかったと感じたり、失敗したりすると、選ばなかった方をどうして選ばなかったのかを後悔したり、モンモンとして過ごすことがあります。
二者択一の場面になった時に、そのように思わないように、小生はいくつかの対処法を考えております。
①二者択一の良いとこ取りをする
一方は価格が安いが品質に心配があり、もう一方は品質は確かだが価格が高いとします。そのような時には価格交渉をして、同じ価格になればしめたものです。同じにならなくても、品質の確かな方を品質に心配で安い方に価格を近づけることができたら、迷いごとがひとつ減ります。
②それぞれの選択肢を自分の考え方に合わせてシミュレーションする
選んだという前提で、それぞれの最良のパターンと最悪のパターンを頭に描きながらシミュレーションをして、最悪のパターン同士を比較しながら、選択肢を決定するようにします。予期できない最悪パターンが起こりえますが、このような考え方をすると、自分で納得しながら選択できるメリットがあります。
③運命だったと思うようにする
運命だったと思って自分のせいではないことで、逃したことに執着心を抱かなくなり、気が楽になります。あまりにも長時間悩みそうな時は、サイコロに運命を任せる手もあります。詳細は下記ブログを参照してください。
No.164 ストレス対処法 二者択一の長時間の悩み
yuyakekoyakeakatombo.hatenablog.com
④罪悪感を感じているような場合は他のことで代用する
体調が悪くてバスの優先席に座って、席を譲るか譲らないか迷ってしまい、結局お年寄りを立たせて罪悪感を感じて後悔してしまうことがあります。そのような時、次回にバスを乗った時に、体調がよければ別のお年寄りに席を譲って罪悪感を解消しようというものです。
⑤「隣の芝生は青く見える」と同じだと思うようにする
子どもの頃ですが、母がおやつをちょうど半分にして、小生と弟に分けてくれました。ほとんど同じ大きさなのですが、年の功で小生が先に取った方を、弟がいつも不平を言って揉めておりました。他人の選択した方がよく見えてしまうことは起こりがちです。
⑥失敗と断定せずに失敗の先に成功があると考えてみる
ひとつの成功の裏にはいくつもの失敗があり、思考錯誤しながら成功にたどり着くものだと考えてみます。あるいは、失敗をすることで、再発防止策を考えて失敗を繰り返さないように学習することも大切だと考えてみます。
⑦ふたつの選択肢ではなく、第3の選択肢を考えてみる
たとえば、目的地に旅行するのに、飛行機で行くか新幹線で行くか迷っていた場合、最寄りの駅から高速バスが出ており、それを利用した方が安くすむという第3の選択肢を考えてみるという方法もあります。
⑧二者択一のどちらを選択しても後悔するものがあると考える
世の中のあらゆる選択には後悔がつきまとうという考え方をします。たとえば、結婚したら後悔することもあるだろうし、結婚しなくても後悔することもあるといったようなことです。
➈後悔しても過去は変えられないと考える
二者択一の決定は自分の意思で選んでおり、それは自分の責任だと考えてあきらめます。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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