【No.】 164
【ストレッサー】 二者択一の長時間の悩み
【内容】 AとBのどちらかの選択でそれぞれに決め手がなく、このままだと長時間悩みそうな状況である
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★★
【対処法】 分析をしても決まらない時は、長時間悩むと時間がもったいないので、思い切ってサイコロで丁か半かで決めてしまう
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 二者択一とは二つのうち、どちらか一方を選択することです。AとBがあったら、Aを選ぶかBを選ぶかということで、Aを選んだらBを捨てることになり、Bを選んだらAを捨てることになるという意味です。
例えば、大学受験でA大学とB大学の両方に合格した場合、進学先はどちらかひとつを選ばなければなりません。大学進学では小生は理系に行くか文系に行くか悩みに悩み一生の悩みになってしまったことは、過去のブログで紹介しました。「No.85 ストレス対処法 文系進学の後悔」(2023-03-19)
どんなに悩んでも答えが見つからない二者択一を経験したことは、どなたでもあるかと思います。悩むこと自体には問題はないと思うのですが、悩む時間が長過ぎることが問題になります。あまりにも長期間、選択肢に悩み続けると、一生の悩みになってしまうことを経験しました。
さらに、大学卒業後の就職先選定にも二者択一の問題が立ちはだかりました。最終的に製造メーカーと証券会社のどちらに行くかの選択を迫られました。製造メーカーを選択しましたが、出向の片道切符と長時間労働などがたたり、1年半持たないで退職することになりました。かと言って、証券会社に行けばよかったかと考えてみると、その証券会社はその後なくなってしまいました。二者択一が両者ともハズレということもあります。
二者択一のケースでどのように選んだらいいのか、すべて解決できるという方法はないのかもしれませんが、小生はだいたい下記のような手順で悩んで結論を出しています。
❶二者それぞれの長所と短所を項目別に分析して表にしてみる
👉分析することでさらに悩んでしまう場合もありますが、分析しないで後悔するよりもいいのかなと思っています。自分なりの考え方や優先順位を適用した上で悩んでみるのは大切なことです。
❷分析しても結論が出ずに迷ったら、より後悔しない方を選ぶ
👉それぞれを選択して将来のことを予測するのは難しいかもしれませんが、後悔しない方を選ぶという視点で考えると結論が出ることがあります。
❸自分なりに熟考を重ね、それでも結論が出ない場合はサイコロで決める
👉ここまでやっても悩んでいるということは、どちらを選んでもいいと考えてみる必要があるかもしれません。これ以上悩んでも、その悩んでいる時間で他のことをした方が時間を有効に使えます。そして、サイコロの目が丁(偶数)か半(奇数)で決めたことならば、失敗した時は自分のせいではなくサイコロのせいにできます。
実を言うと、学生時代の小生の筆箱の中にはサイコロが必需品でした。本物のサイコロではなく、六角形の鉛筆に1から6までの数字を書いていました。試験問題で選択肢で迷う時は、最終的には二者択一になるので、鉛筆を転がして丁半(偶数奇数)で決めていました。正解率は50%くらいだったようなかすかな記憶があります。(笑)
いつもお読みいただきありがとうございます。
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