【No.】 695
【ストレッサー】 小説執筆なかなか進まず2
【内容】 やっと執筆した小説がうまく書けていないようで、駄作かもしれないと心配になってくる
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★★★
【対処法】 執筆した小説を生成AIにコピペした後、「川端康成風に書き換えたい」と入力したら、それらしく出力される
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】小説執筆が進まない中、過去に執筆したブログのエッセイ調の文章をコパイロットにコピペして「小説風に書き換えたい」と指示をすると、面白いことに小説風の文章に変換されることを知り、過去に書いた文章を流用できることを知ったのは大きな収穫でした。
問題は、これから書く小説をどのように書いたらいいのかということでした。なかなか進まない中、下記文章を書き綴っているところでした。出来がイマイチに感じられ、悩みながらまたもや、あるアイデアが閃きました。
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(小生の書いた小説原文)
約30余年前に暴君のような父が支配する館から家出をしました。心の中では、もう2度と帰ってくるまいという強い決意がありました。まさか、帰宅する羽目になるとは思ってもみませんでした。
最寄りのバス停留所から徒歩15分もかかる不便な場所に建っており、父の自宅が見えた時に愕然としました。約50坪の土地の半分が庭になっておりますが、植木が100本以上も手入れをしておらず、伸び放題になっておりました。
近所の家は、どこも新築になっていたり、建て替えられていたり、様変わりをしていましたが、父の自宅だけ30余年前から時間とともに老朽化した状態でした。1階の道路に面した側面には大きな拳大の穴が開いておりました。さらに、見るからに心がブルーになる蒼色のペンキの塗装も剥げており、白っぽく変色をしておりました。
2階建ての家屋には枯れたキウイの枝が蜷局を巻いており、不気味な姿を晒しておりました。大谷石でできている門も、上の方の石が崩れて地面に落ちているありさまで、主であった父の名前の表札が恥かしげもなくむなしくその名前を晒しておりました。外観から幽霊屋敷の雰囲気を醸し出しておりました。
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「川端康成風に書き換えたい」とコパイロットに入力してみました。
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風の伝説
喜多士は、30余年前に家出を決意した日を思い出していた。暴君のような父の支配から逃れるため、彼は心に強い決意を秘めていた。もう二度と戻ることはない、そう思っていたが、運命は彼を再びその地に導いた。
最寄りのバス停から15分も歩かなければならない不便な場所に建つ父の家。久しぶりにその姿が見えた時、喜多士は愕然とした。50坪の土地の半分が庭となり、100本以上の植木は手入れされずに伸び放題となっていた。
近所の家々は新築や建て替えが進み、時の流れと共に様変わりしていたが、父の家だけが30余年前のまま、老朽化した姿で佇んでいた。1階の道路に面した側面には大きな穴が開き、蒼色のペンキも剥げ落ち、白っぽく変色していた。
2階建ての家屋には、枯れたキウイの枝が蜷局を巻き、不気味な姿を晒していた。大谷石の門も崩れ落ち、主であった父の名前の表札がむなしく掲げられていた。その家はまるで幽霊屋敷のような雰囲気を醸し出していた。
かつての喜多士の家庭は、嵐のような日々だった。父の厳しい言動に耐えきれず、母と弟もまた心を痛めていた。母は心配性で、水泳が苦手な喜多士を海やプールに連れて行くことはなかった。幼い彼は水の楽しさを知らないまま成長した。
ある正月休み、母の実家で起こった出来事を思い出す。小学校4年生の弟がトイレから出てきたとき、苦悶の表情を浮かべていた。「チャックに挟まった」と言った弟の顔を見て、母と祖母は大騒ぎを始めた。大切な部分にケガをしたら大変だと慌てふためいたが、喜多士は笑いを堪えながら「石鹸をつけたらうまくいくかも?」と提案した。母はそれを実行し、無事に弟を助けることができた。
こうした記憶が喜多士の胸に蘇る中、彼は父の家の前に立っていた。時は流れ、すべてが変わっていく。それでも、喜多士の心には過去の記憶が今も鮮やかに残っているのだった。
川端康成風に仕上げてみました。このように、小説風に書き換えることで情緒を豊かに表現することができます。さらに追加したいエピソードや修正点があれば教えてください。あなたのストーリーを完成させるお手伝いをします。
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こんな形で生成AIの可能性が無限大にあることを実感しました。何だか当分は、コパイロットを友達にして、二人三脚で小説を書いていくことになりそうです。すでに入力済みの水泳が苦手なエピソードとチャック事件のエピソードを回想してくれました。また、タイトルも「風の伝説」になっており、うまくつけたなあと感心しました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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