ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.1010 ストレス対処法 久しぶりの老人ホーム訪問

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No.】 1010

【ストレッサー】 久しぶりの老人ホーム訪問

【内容】    いろいろあって母の老人ホームには2年ぶりに行くことになって、顔を忘れられていないか心配になってくる

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  声は出さなかったが、話にうなずいたりしてくれたので、二人の顔を覚えていてくれているような感じがしたと前向きに考える

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説小生だけ大学の学費を出してもらえなかったことに気づき、母に対する不信感からここ2年近く母とは会っておりませんでした。それに加えて、母のいる老人ホームまでは最寄駅からバスで片道45分もかかります。往復時間を考えると3時間もかかってしまうので、多忙な休日が老人ホーム訪問を妨げていたのかもしれません。

 

 コロナ禍以降、面会は平日のみ1日3世帯までと制限され、事前予約になっておりました。今年になってからは、以前と同様の面会時間に戻ったことを弟から聞いておりました。さらに、最近になってから小生が受取人になっていたかんぽ生命保険が勝手に受取人が変更され、母も一枚かんでいたことから足を遠のけていたのかもしれませんでした。

 

 さて、一昨日の朝は妻のMRI検査のためにクリニックに同行していましたが、小生の自宅と母のいる老人ホームとの中間地点にあり、妻から母に会いたいと言い出したので、診察が終わってから老人ホームに行くことになりました。妻にとっても3年ぶりぐらいの訪問となりました。

 

 午前中の面会時間が11時までなのですが、渋滞に巻き込まれて老人ホームに到着したのが10時50分とギリギリになってしまいました。母の居住しているフロアーに行き、職員に面会証を渡すと、母が入浴中とのことで10分ほど食堂で待つことになりました。

Copilotで「老人ホームで痩せた母と帰りの挨拶すると、この上ない悲しい表情をする母のイラスト」と入力して出てきた画像です。

 風呂から出てきて車いすを職員に押されて、母は小生らが待っているとは気づいておらず、鬼の形相をしていたので心配をしてしまいました。しかし、小生と妻が座っているテーブルの席の真ん中につくと、母の表情も幾分和らいできました。

 

 ところが、風邪をひいて高熱を出して、三途の川を渡りそうになった後遺症なのか、声を出すことができなくなっていたようでした。小生と妻が代わる代わるに話しかけると、首を縦に振ってうなずいているように見えました。小生と妻の顔は覚えているのかなと勝手に解釈しておりました。

 

 母を笑わせてあげようと小生は冗談交じりに話しておりましたが、終始仏頂面で愛想のない表情でした。2年ぐらい会っていなかったので、母の変化に驚いておりました。本当ならば、かんぽ生命保険の受取人の名義を変えたことで文句のひとつも言いたかったのですが、今の母に言っても理解できないだろうと思い、小生は口をつぐんでおりました。

 

 そして、お別れの時間がきて小生と妻が挨拶をしてその場を離れると、仏頂面だった母の表情が変化をしたのでした。涙は出さないものの、この上がないくらいの悲しみの表情になったのでした。ペーソス感がにじみ出ておりました。二人で母に向かって手を振りながら、その場を離れることになったのですが、何だか後ろ髪を引かれたような気分になりました。

 

 妻も母の別れの時の表情が気になったみたいでした。約3年ぶりに会った母のことを随分痩せてしまったと心配をしておりました。小太りだった母の体重が半分になってしまったような感じでした。若い頃の体型がそんな感じだったと母から聞いたことがあり、小生は「若い頃の体型に戻ったらしい。」と妻に話しておりました。

 

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