【No.】 120
【ストレッサー】 幸せは失って初めて気づく
【内容】 なかなか眠れずに自分は不幸せだと思って塞ぎ込んでおり、将来がとても不安に感じてしまっている
【分類】 F 生活リズム
【効果】 ★★★★
【対処法】 幸せホルモンと言われているセロトニンの材料トリプトファンを含むバナナ、乳製品、卵、納豆、赤身魚、肉類などの食事を取る
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 不眠症になってからの日々を振り返ってみると、不眠症になる前の自分は、平凡な日常を過ごしていたと思っていましたが、実は幸せだったのかな?と、ふと考えることがあります。昔から、「幸せって失った時に気づくもの」といろいろな人から聞いたセリフがあります。そもそも幸せには明確な基準はなく、ただ自分が主観的に感じるもので、他人が決めるものではないというようなことは気づいていました。
とは言っても、不幸に感じる日々を過ごしていたのは事実で、どうしたら元のように平凡な日常を過ごすことができるようになるのかを考えたことがありました。いろいろと心理学の本を読んでいるうちに、セロトニンを増やすようなことをすればいいかもしれないと気づきました。
セロトニンとは、幸せホルモンとも言われ、脳内の神経伝達物質のひとつで、ドーパミン(喜び、快楽等の神経伝達物質)とノルアドレナリン(恐怖、驚き等の神経伝達物質)を制御して精神を安定させる働きをしています。セロトニンが低下すると、ドーパミンとノルアドレナリンのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、抑うつ状態、不眠症などの心の病を引き起こすと言われています。
つまり、セロトニンがしっかり分泌されていると、ポジティブな気持ちが沸き上がって活動的になると言われています。しかし、セロトニンの分泌には、材料となる必須アミノ酸トリプトファンが必要で、食事として体内に取り入れるしか方法がないようです。
トリプトファンを多く含む食材として、バナナ、赤身魚・赤身肉、乳製品、大豆製品、卵、ナッツ類、そばなどがあります。そこで、小生は毎日のようにヨーグルト、納豆、卵、ピーナッツの摂取に取り組んでいます。また、週3日は月見そばを食しています。
さらに、朝起床したら日光を浴びると睡眠が安定するそうなので実施しています。曇りの日でも外を見るだけでもいいらしいです。そして、モーニングコーヒーを必ず飲んで1日平均7000歩(週合計49000歩)を歩くよう心がけています。
効果としては、幸せかどうかはわかりませんが、服薬しつつも平凡な日々を暮らせるようになってきていると感じています。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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