【No.】 124
【ストレッサー】 食い物の恨みは怖い
【内容】 たかが食い物のことで事件として報道されるのを見て、過去に食い物で人を恨んだことを思い出してしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 特に他人と関わる会食においては、食い物で恨まれることのないように十分に注意を払わなければならないと肝に銘じる
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型
【解説】 「食い物の恨みは怖い」ということわざがあります。食べ物のことで恨まれると、いつまで経っても根に持たれるという意味ですが、お隣の中国で「アイス事件」が起こったことを昨日の報道番組で知りました。
報道内容を要約すると、今月の18日から開幕した上海モーターショーで、ドイツの高級車メーカーの販売会社のブースで、無料でアイスクリームが配られていた19日、中国人スタッフが中国人の客にアイスは品切れだと断る一方、その同じスタッフが外国人にはアイスクリームを無料で手渡している動画が撮影されて拡散してしまったようです。
その結果、中国のあっちこっちで、その自動車メーカーの不買運動が広がり、抗議は収束に向かうどころか、批判がエスカレートしてしまっているということです。たかがアイスでこのような大騒ぎになってしまうとは、「食い物の恨みは怖い」ということでしょうか? 実を言うと、小生は食い物で恨みを持ってしまったことがあります。
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今でもそうですが、小生は食事で大好きなものを最後に食べるクセがあります。例えば、大好物である天丼は最後に海老を食べます。モンブランケーキを食べる時は、最後に栗を食べます。最初に好きなものを食べてしまう人には、嫌いで最後まで残していると勘違いされて、子どもの頃には最後に残していた大好きな食べ物を横取りされた被害が何度もありました。
相手が勘違いして大好物を食べられてしまうのは、後になって謝罪とかされると怒りも収まるのですが、父親は平気で人の最後まで残した大好物を横取りして、小生が文句を言うと喜ぶような人でした。何度か繰り返されると、父親がいる時は不本意ながらも好きなものから食べることを否応なく強いられました。
この経験だけではなく、父親からは食い物で、もっとひどい仕打ちを受けました。かなり重い話になってしまうので、今日は書けませんが、「食い物の恨み」に加えて差別やハラスメントや虐待などが重なると、その体験が「一生の恨み」になってしまいました。
小生は「食い物の恨みは怖い」という経験を実際にしているので、今までの人生の中で、特に人間関係において会食には十分注意をしてきました。今回の「アイス事件」から、今後も肝に銘じて忘れないようにしたいと改めて思いました。
いつもお読みいただきありがとうございます。