【No.】 288
【ストレッサー】 食い尽くし系の父親の報道
【内容】 情報番組で食い尽くし系の父親の報道を見て、自分の父がまさにそうだったことを思い出して嫌な気分になる
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 母が父に何度言っても聞く耳を全く持たなかったので、結局、我が家では父とは決別して別々の人生を歩む結果になってしまう
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 10月2日の朝の情報番組で、食い尽くし系の父親に悩む母親と子どもたちの報道があり、興味を持ってテレビを見ていました。ちなみに、食い尽くし系とは、食事の時に他の人の分まで食べてしまったり、冷蔵庫や棚などに入っている物まで食べてしまったりする人のことを言います。
1件目は、両親と娘4人の6人家族で起き、知り合いからもらった家族全員の分の6個のケーキを父親に全部食べられてしまったということでした。高校生の娘が、ひとり1個というのがわかるはずなのに、父親に対して残念で呆れたというような感想を聞きました。父親に注意しても逆切れされてしまうので言えないみたいでした。
2件目は、3人家族で奥さんがハンバーグを料理し終わって、ちょっとした隙に旦那が娘の見ている前で、ハンバーグを全部食べてしまったという内容でした。食事の時に家族の分までも食べてしまう典型的な食い尽くし系の人だったようです。奥さんのストレスも大変だったようでした。最近、こういった食い尽くし系の人がいる家族からの相談が増えているそうです。
特に、1件目のケースでは小生もケーキが好きなので、見たら6個全部食べたくなる気持ちは理解できます。しかし、そういう本能が起こっても、理性でふつうの人は食べたいという衝動を抑えることができるのだと思います。きっと、娘さん4人と奥さんがおいしそうにケーキを食べている姿を見た方が幸せな気分になれると思います。
恐らく、本人に何度言っても向き合ってくれなかったり、寄り添ってくれなかったりする食い尽くし系の父親がいると、家族間での摩擦が生じてしまいます。結局は、食事は完全に別にするしか方法がないようです。そういう父親の姿を見ている子どもたちの将来が心配になりました。それと奥さんとの夫婦仲の今後もどうなることやら? 食い物の恨みは怖いですよ。
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小生の父が食い尽くし系でした。いや、それ以上の人でした。自分ひとり肉や蟹を贅沢に食べて、弟には食いかけの残飯を食わしていました。小生は屈辱に感じたので、残飯を食べるのを拒否しました。育ち盛りだったため、小生は身長が伸びずに弟とは10センチくらいの差がついてしまいました。
近所からおみやげとして家族4人分にもらったものでも、父はひとりで子どもたちの目の前で4個全部食べてしまいました。また、小学4年生の時だったと思いますが、饅頭を棚にしまって学校から帰ってから食べようと楽しみにしていました。期待値が高まってワクワクしながら家に帰ったら、父に饅頭を食べられてしまっていました。それから、祖母が買ってくれた直径30センチくらいのクリスマスケーキも全部食べられてしまいました。
そのショックの大きさと悔しさは筆舌に尽くし難いです。今でもその悔しさは忘れることができずに、昨日のことのように思い出します。食い尽くし系だけが原因ではありませんが、結局、我が家では父とは決別してしまう結果になりました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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