ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.137 ストレス対処法 個人情報が漏れた昼休み

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No.】 137

【ストレッサー】 個人情報が漏れた昼休み

【内容】    同世代の女性が4人でテーブルでの会話内容が、本来なら保護されるべき個人情報が雑談の中で行きかっている

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  せっかく会社が個人情報の保護をしっかりしてくれているのに、こんな形で個人情報が漏れるのはまずいと上司に相談する

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】 一般的に個人情報とは、名前・生年月日・年齢・性別・住所・電話番号・メールアドレス・SNS上の繋がり・学校名・銀行口座・クレジットカード番号などのような情報を含む情報全体として認識されているようです。(Wikipediaより)

 

 「個人情報の保護に関する法律」が成立したのが、今から20年前の2003年5月ということで、それ以来、企業では個人情報の漏洩が起こらないように努力し続けています。個人情報の保護は企業で働く従業員にとっては、大変ありがたいことなのですが、従業員の不注意より個人情報が周囲に漏れてしまいました。

 

 それは、今から3年くらい前の昼休みに起こりました。新しく入った自称26歳の女性を囲んで同世代の女性が4人でテーブルで食事を取っていました。それはごくありふれた光景でしたが、その会話内容が、本来なら保護されるべき個人情報が雑談の中で行きかっていました。

 

 26歳の女性は他の3人の女性に対して、フルネーム、年齢、最寄り駅、家族構成、出身大学名などを聞いていました。あげくの果てには病歴を聞かれた人もおりました。個人情報だからと断ることもできたと思うのですが、皆さん何のためらいもなくペラペラとしゃべっておりました。

 

 その場に4人だけしかいないのであれば、親睦のためにそういう会話もありかもしれませんが、周囲には20人くらいおり、会話内容が筒抜けで聞こえる環境でした。小生はひとりですることもなくゆっくり休んでいたので、全部聞いてしまいました。

 

 見た目が20代後半と思っていた女性が実年齢が34歳で、小生と同じ大学を卒業した後輩ということを知り、ふだん聞けないようなことも聞いてしまいました。本人が全員に開示してもかまわないというのなら、それもありかと思いますが、さすがに難病の詳細まで聞くなんて行き過ぎだと思いました。

 

 さらに、4人だけでなく周囲にいる3人を巻き込んで個人情報の開示が行われてしまいました。小生もすぐ近くに座っていたので、個人情報を聞かれたらどのように断ろうかとそればかりを考えていました。そのように考えていたのは小生だけではなかったと感じました。

 

 そして、これは個人情報の漏洩かもしれないと思ったのと、周囲の人たちの顔色も嫌悪感を出している人もいたので、これはまずいと上司に相談をしました。当事者4人は個人情報の漏洩とは気づいていないかもしれませんが、全然、関係のない人たちにその個人情報が伝わってしまうのはよくないし、個人情報を聞かされる身にもなってほしいと思いました。嬉しいのやら罪悪感があるのやら複雑な気分です。

 

 その後、上司より26歳の女性に注意をしたということを聞きました。ところが、彼女は出てこなくなり、辞めてしまったことを1カ月後に知りました。小生は、自分のせいで彼女が辞めてしまったと、かなり気分が落ち込んでしまいました。

 

 しばらくして上司に相談したら、「この件は、他にも3人から報告があったので、彼女が辞めたことに責任を感じる必要はありませんよ」と、慰められてようやく安心をすることができました。

 

 それから3ケ月くらいが経ち、辞めた彼女とメアドを交換している30歳の女性から、「彼女今入院している」というセリフを聞き、周囲の人たちは全員驚きました。

 

大切な個人情報が周囲の人たちに聞かれてしまっていますよ!!

 その時に得た教訓として、仲良しになった人と個人情報を交換する時は、

 

周囲をよく見て、誰もいないことを確認してから個人情報の開示をする

 

ということです。自分自身はもちろん、相手もきちんと守ってあげることが大切だと思いました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。