【No.】 217
【ストレッサー】 ひとりごとがうるさい人
【内容】 ひとりごとでブツブツ言われるとうるさくて気になり、それがストレスとなって仕事に影響が出てくる
【分類】 B 人間関係
【効果】 ★★★
【対処法】 ひとりごとを治すには、本人の自覚が大切なので、教えてあげたり、寛容な大人の対応をしたり、上司に相談する選択肢もある
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 ひとりで自宅にいる時は、けっこうひとりごとをつぶやいている自分がおります。テレビやパソコンに向かって「へぇ」とか「なるほど」と相槌を打ったり、どうでもいいことをつぶやくことで、日頃溜まっているストレスを発散しているのかなと思います。
小生は、ひとりごとは公の場では一切控えていますが、会社の同僚でひとりごとを言う人がおり、どういうものかなと思っています。席を立つ時に、「どっこいしょ」とか、何かモノを探す時に、「どこにある?」と自分の行動の理由を口に出すのはまだいいのですが、仕事とかその場に関係ないことを、ひとりごとでブツブツ言われるとうるさくて気になり、それがストレスとなって仕事に影響が出てくることがあります。
あるいは、雑居ビルのエレベーターの中で、6人乗っていましたが、ドアーの前に立っていた男性が突然大声でひとりごとを続けた場面もありました。その日の何か反省ごと言っていたのですが、密室状態で周囲にいた女性3人は驚いて、中には震えている人もいました。
公の場でひとりごとを言っている人の原因や理由がわかれば、対処法を考えることもでき、ひとりごとがうるさい人に対して効果的な方法が見つかるかもと思いました。
ひとりごとの原因と対処法
❶無意識で言っている
目的も意味もなく、何かの拍子にひとりごとが漏れてしまうことがあります。公の場では、気持ち悪い人と思われてしまうこともあります。
対処法👉この手のひとりごとは悪意がなく、気づいたら丁寧に注意するのがいいかもしれません。ひとりごとを治す近道は、ひとりごとが出ることを本人が自覚することが大切です。
❷声を出して覚える情報の整理
情報量が多すぎて頭の中の整理がついてない時、号令のように声を出すことで、頭の中を整理しながら確認作業をする人がいます。
対処法👉そういう人がいるという理解をし、どうしてもうるさく感じるのであれば、耳栓をするという方法があります。
❸心配性で確認して安心したい
恐怖や不安を感じて逃れようと、ひとりごとを発して気持ちを落ち着かせようとしています。そうすることにより、冷静な状態を維持して「大丈夫」と暗示をかけるようにつぶやきます。あるいは、自信がないので、周囲の人に聞こえるように言うことで、それが正しいかどうか確認したいという思いもあります。
対処法👉イライラせずに寛容な大人の対応ができればいいのかなと思います。
❹自分にかまって気にかけてほしい
承認欲求の強い人が、意識的にひとりごとで自分の存在をアピールしている場合があります。
対処法👉このタイプはわがままで難しい人が多く、下手に対応すると角が立つので、こっそり上司に相談して判断してもらった方がいいかもしれません。
❺溜まっているストレスを発散している
小生もひとりの時にやってしまいますが、公の場では絶対にしないようにしています。他人がいる前でひとりごとでストレス発散するのはマナー違反ですし、周囲の人たちも気分が悪いです。
対処法👉指摘して治る人もいますが、治らない人もいるので、どうしても気になるようなら距離を取るという方法があります。
❻ひとりでいる時間が多い
ふだん孤独で、不安やフラストレーションからひとりごとを発して、気分を落ち着かせている人がいます。
対処法👉声をかけて話を聞いてあげます。ついでに悩みや困りごとを聞いて寄り添ったアドバイスができればひとりごとが改善することもあります。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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