【No.】 143
【ストレッサー】 下水道の悪臭がひどい駅前
【内容】 駅の玄関口一帯が下水道のニオイが酷く、かなり強烈な悪臭を放っていて気持ち悪くなってしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 悪臭を感じるのは嗅覚が正常だという証拠で、「嗅覚の順応」によって悪臭も数分で気にならなくなると考えてみる
【ストレッサー型】 7 生理現象等その他
【解説】 小生が現在住んでいる町には、1998年に引っ越してきたのでもう25年になります。大変この町を気に入っており満足しているので、今のところ他の地域に引っ越すつもりはありませんが、たったひとつだけ嫌な悩み事があります。
商店街を通って最寄りの駅に行くのですが、駅の玄関口一帯が下水道のニオイが酷く、曜日や時間帯によって多少の違いがありますが、かなり強烈な悪臭を放っています。マンホールではなく網目のようなフタであるため、地下の下水道のニオイがそのまま外に出てきてしまっているようです。恐らく、腐敗した汚水から発生する硫化水素のニオイだと思われます。
時間にして30秒くらいの辛抱で、今はマスクをつけているので、幾分はニオイは和らいでいるように感じますが、正直うんざりしてしまいます。家族の者はそのニオイに吐き気をもよおしてしまうようで、わざわざ迂回してその下水道一帯を避けて駅の改札口に入っています。
近くに立ち食いソバ屋さんがあります。小生は利用したことがないのでわかりませんが、その下水道のニオイは食欲に影響するのではと心配してしまいます。もしかしたら、そばつゆのいいニオイで打ち消してくれているのかもしれないですが、他にもオープンエアーの食事処があるので、営業妨害にならなければいいと思ってしまいます。
しかし、そのドブクサい駅の玄関口で、30分ぐらい人と待ち合わせたことが何回もあります。その時はクサいニオイはどうだったんだろう?と考えてしまいました。よくも悪臭の中で30分も我慢していたものだとふと思ってしまいます。
ネット検索したら、これは、人間には「嗅覚の順応」というものがあって、ニオイに鼻が慣れてしまうということです。ニオイをしばらく感じていても、だんだんとそのニオイが薄まっていくという現象です。
つまり、異臭を感じる状況にいても、数分も経たないうちにそのニオイになれてしまって、その悪臭を感じなくなり、多少の悪臭でも問題なく生活することができるようになるということです。
しかし、ニオイは感じなくなっても、ただちに健康被害を生じるレベルではない低濃度とはいえ、硫化水素をそのまま吸い込んでいる訳ですから、長時間その場にいるのは注意した方がいいかもしれません。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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