【No.】 256
【ストレッサー】 誤解と遺憾の言葉の罠
【内容】 相手側の完全な間違いなのに、「誤解を招いてしまって遺憾です。」と言われてイラっとしてしまう
【分類】 B 人間関係
【効果】 ★★★
【対処法】 誤解とはあなたが間違っていますと言われており、遺憾とは期待通りならず不満だということで謝罪になっていないと相手に言う
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 今から1年以上も前の話で、前々職場で起こりました。発表会中のリハーサルの後の意見交換会で、「臨機応変な対応はいつでも求められているし、そんなのやって当然だろう!!」という上から目線で偉そうな態度の発言をする人が隣の部署にいました。
小生の同僚には臨機応変な対応が困難な障害者がいて、その発言を聞いて大変傷つきました。小生の所属する部署のメンバー間で、これは障害者を傷つけた差別発言で許せないということで直属の上司に報告することになりました。
隣の部署の発言者本人は逃げて謝罪はなかったものの、彼の直属の上司より、「今回の彼の発言で誤解を招いてしまって極めて遺憾です。」と言われました。しかし、小生は納得ができずにイラっとして、その上司に「謝罪」になっていませんよと苦言を呈してしまいました。
そもそも「誤解」とは、ある事実について、間違った理解や解釈をすることで、相手の言葉などの意味を取り違えることや思い違いをすることです。今回は「差別発言」で人が傷ついており、「誤解」で片づけられる問題ではなく、全く反省の気持ちがこもっていない印象を受けました。
そして、「遺憾」とは、期待通りならず残念に思う気持ちや、思い通りの結果にならずに不満に思う気持ちを表します。第三者が使う言葉なので、当事者として責任を認識して謝罪するという意味はなく、他人事で無責任な印象を与えてしまっています。
「誤解と遺憾」という言葉のセットは、記者会見で反省してない人が使う常套句として、絶対に使ってはいけないとネットでは紹介されています。さらに、炎上が炎上を呼んでしまうということで、ビジネスでもやってはいけない謝罪例にあがっております。
コロナの方は、昨日は感染より5日目でした。体温の方は、ある程度の発汗があり、水分も十分に補給できており、何とか平熱を維持できています。咳の方も回数も1時間に1回程度に減っています。3日連続外出できていないのが唯一辛いことかもしれません。
のどの痛みも、発症当時からブルーの縁どりのパッケージの「龍角散ののどすっきり飴」の2袋目を開封しました。そして、小林製薬の「のどぬーるスプレー」を1日3回程度、のどに直接噴射しています。子どもの頃、のどを腫らした時に、内科医がのどに塗ってくれた薬品と少し似た感じがするので愛用しています。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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