ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.337 ストレス対処法 さびれた駅前商店街

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No.】 337

【ストレッサー】 さびれた駅前商店街

【内容】    以前に住んでいた地域の駅前商店街が、シャッター通り化してさびれてしまったことに驚く

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★

【対処法】  このような光景は、少子高齢化の日本を象徴した出来事で、近未来にあちらこちらで起こりうることなのだと嘆くしかない

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】 年末になると今年の10大ニュースは何だったのかと話題で、世間は賑やかになる頃です。小生にとっては個人的な話で恐縮ですが、今年の3月に母の実家が立ち退きになって手放すことになったのが、非常に残念であり、心に残る今年の大きな出来事でした。

 

 母は老人ホームに住んでおりますが、母の弟である叔父がひとりで住んでおりました。借家でいくばくかの立ち退き料が出て、叔父は近所のアパートに引っ越しましたが、小生にとっては思い出のある大切な場所でした。

 

 築年数は不明ですが、母が幼い頃に引っ越してきたというので、80年以上であることは間違いありません。小生は誕生してから4歳までと、大学4年間を中心に住んでいました。近くにアパートを借りて独立しても、会社帰りに夕食を食べていた時期もありました。それと、小学校3年生の時も、父母の夫婦げんかで転校させられた4か月間もこちらでお世話になりました。

 

 母の実家の近辺にある内科に15年も通院しており、一昨日に、通院前に元実家の様子を半年ぶりに見にいきました。中には侵入できないように鉄柵で囲われていました

 

 右隣の家とその奥の家は20年くらい前から廃屋になっていました。それと、母の元実家と合わせて3軒の植木が伸び放題で、周囲の空間から完全に切り離されたような異様な雰囲気になっていました。

 

 3軒とも地主が同じと聞いておりますが、いつになったら廃屋を取り壊して更地にするのかなと考えてしまいます。更地になるまでは、定期的に様子を見にいくことになりそうです。見ると悲しくなるけれども、現状の様子を知りたいという気持ちが溢れてしまいました。弟も気になっているようで、先週見にいったそうです。

 

 さらに残念に思ったのは、そこから徒歩3分ほどの駅前商店街がシャッター通りしておりました。2割程度しか営業しておらず、8割の店が廃屋化していました。歩いている人たちを見ていると、年寄りが圧倒的に多かったです。小学生が誰ひとり歩いていませんでした。

 

 そう言えば、小生が小学3年生の時に通っていた駅前にあった小学校は、1キロ程離れた別の場所に移転してしまいました。駅前にあった役所が別の地域に移転してから、この町が見捨てられてしまったような気がします。

 

 1990年代に2度も、近所に流れている川が氾濫して、母の実家は床上浸水の被害に遭いました。そんなこともあり、駅前の再開発が進まなかったのかもしれません。(小生も近くのアパートに住んでいて、床上浸水の被害に遭いました)

 

駅前の商店街がシャッター通り化してしまいました。

 

 ここ数十年の駅前商店街の変遷を見てきました。商店街に空き店舗が増えていくと、さびれた雰囲気になって客足が遠のいてしまっているように感じました。さらに、空き店舗が増えていくという悪循環になっていったような気がします。

 

 夜になって酒場とかカラオケスナックはそれなりに繁盛しても、女性や子連れの買い物客が敬遠して素通りしてしまうことで、他の店舗が衰退していったような気がします。

 

 もしかしたら、少子高齢化の日本の近未来の姿を象徴していることが、今現実に目の前で起こっているのかもしれないと思った次第です。小生には何もできない無力感みたいなものが残りました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。