【No.】 336
【ストレッサー】 次々と起こる負の連鎖
【内容】 今日は転んだり、電車に乗り遅れたり、ミスをしたりと不運の連続で嫌気をさしてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 「不運が重なる時もあるさ」とつぶやき、幸福になるための試練だと前向きに考えてみる
【ストレッサー型】 5 ヘトヘト疲労困憊型
【解説】 不運なことが連続して起こり、「おや?」と思って立ち止まることがあります。
朝起きた時に、つまずいて転んでしまい、嫌な1日のスタートを切ってしまいました。家を出たら信号待ちがいつもより長く感じられて、駅に着いたら電車が目の前で行ってしまったということがありました。
会社に着いたら、日直当番であることを忘れていて、「今日の一言」の発言で何を言おうか考えた挙句、何も思い浮かばずに「今日の一言」をパスをすることになってしまいました。周囲が重い空気になっているのを感じた朝礼でした。
仕事では、いくつかの計算ミスや漢字の変換ミスを上司から指摘されるありさまでした。何をやっても上手くいかずに、墓穴を掘っていくのを感じていました。
仕事が終わって家に着いたら、炊飯器のタイマーのセットを忘れており、いつもよりも1時間遅い夕食になりました。「何かが変だな?とただ呆然と立ち尽くしていました。これで生活リズムが乱れてしまったようで、就寝後1時間入眠できず、モンモンとする1日を過ごしてしまいました。
ちょっとした出来事にも過剰反応したことにより、負の連鎖に陥ってしまったようです。負の連鎖が続くと、ストレスによって心が疲れ果ててしまいます。「不運が重なる時もあるさ」とつぶやいて、幸福になるための試練だと前向きに考える方法もあります。
しかし、これでは根本的な解決にはならないので、どうしたら負の連鎖から抜け出せるかを考えていました。原因を探っていけば、きっと対処法が見つかると思いました。
負の連鎖の原因と対処法
❶精神的に滅入っている
調子がいい時には気づかないような細かいことに過剰反応をしています。
例:信号待ちがいつもより長く感じて、駅に着いたら電車が目の前で行ってしまう
対処法👉負の連鎖に気づくと、次もよからぬことが起こると過度に心配する傾向があるので、自分からわざわざよくないことばかりを探しにいく必要はないと考えてみます。そして、不運なことが起こるのは当たり前なことだと思うようにします。
❷非常に焦ってしまっている
終了時刻や出発時刻を気にし過ぎて、焦って作業スピードを上げて思わぬケアレスミスをしてしまいました。
例:いくつかの計算ミスや漢字の変換ミスを上司から指摘される
例:炊飯器のタイマーのセットを忘れてしまう
対処法👉まずは深呼吸をすると心拍数が下がり、気分を落ち着かせてます。そして、ふだんよりスピードを落として、ゆっくりと仕事や作業をするように心がけます。
❸生活リズムが崩れて体調が悪くなっている
疲労の蓄積と睡眠不足は、精神的にも悪影響を及ぼします。その結果、抑うつ気分に陥ったり、ネガティブ思考に陥りやすかったりします。
例:日直当番であることを忘れてしまう
例:就寝後1時間入眠できない
対処法👉栄養バランスに配慮した1日3回の食事を摂り、自分に合った睡眠時間を確保することが重要で、入浴もしっかり時間を確保し、この3点を重点的に管理することで生活リズムを整えます。
不運なことが続いた試練の後には、きっと幸運なことが続くのだという希望を持って過ごすことも大切なことかもしれません。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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