ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.339 ストレス対処法 大学教育の世代間のズレ

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No.】 339

【ストレッサー】 大学教育の世代間のズレ

【内容】    自分が大学生の頃、定期試験は年に1回だったと若い人たちに話したら、みんなに驚かれてしまう

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  大学教育が大きく変革されたことを知る、いい機会になったのかなと思うようにする

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】 小生が高校生時代の文化祭で、前年の試験問題を売っているブースがありました。よく見たら出題した教師が同一ということで、音楽と生物などの試験問題を購入しました。

 

 驚いたのが、音楽の試験内容が前年と全く同一の問題だったことでした。教師は定年間近の方でしたが、試験結果は100点満点を取りました。(笑)

 

 生物は問題こそ違いましたが、計算問題が出題されて、前年の問題を解いている人ならば、簡単に解けるものでした。いきなり、出題されていたら、どのように解いたらいいか迷うものでした。周囲の人たちは手も足も出なかったという感じでした。

 

 一度うまくいったことは、繰り返して行うとうまくいくという考え方があります。大学1年生の時に、過去20年間の定期試験問題集が大学近くの書店で堂々と売っていました。模範解答はついていませんでしたが、試験問題の傾向を分析するのには十分でした。

 

 1年生の時の科目登録は、定期試験問題集の存在は知らなかったので、口コミ誌での評判のいい先生の講義を選択しました。たとえば、8割の学生に「優」をくれる先生、試験の時に教科書や参考書などの持ち込みが可能な先生とか、答案用紙に何かしら書けば単位をもらえるという噂の先生がおりました。

 

 1年生の時の試験結果ですが、噂の3人の先生とは相性が悪かったようで、3科目とも「良」でした。当時の成績評価ですが、80点以上が「優」、70点以上が「良」、60点以上が「可」で、ここまでが合格で単位取得になりました。そして、小生は取ったことがないのですが、59点以下が「不可」とされて不合格でした。(大学によってはABCD方式のところもありました)

 

 2年生の時の科目登録は、専門科目に関しては、定期試験問題集に掲載されている先生の講座を選択しました。ほとんどの先生は3問出題して、そのうち1問を学生の任意で選択させて論文形式で解答させるものでした。

 

 絶対とは言い切れませんが、各科目で解答を3つ用意しておけば、どれかが当たるというような感じでした。問題も参考書に模範解答が出ているものばかりで、図書館で参考書を3冊借りて、3冊のそれぞれいいとこどりをして模範解答を作成しておりました。そして、仕上げはできるだけ自分の言葉に置き換えて書くことを心がけておりました。

 

 試験時間が90分だったので、1200字から1500字程度の文章になりました。それを各科目3つの模範解答を丸暗記しておりました。予想した問題が的中すれば、元々が3冊の参考書がベースだったので、「優」が確実の模範解答でした。(笑)

 

大学の定期試験勉強は元日からのスタートでした。

 

 当時の小生のいた大学の学部では、専門科目は出欠の確認はなく、年度末の1回の試験で単位の合否が判定されていました。こういう話を今の若い人たちに話すと驚かれてしまうので、こっちも驚いてしまいました。大学の卒業試験が中止になったことを話すと、信じられないという表情で見られます。

 

 現在の母校がどのようになっているか詳細はわかりません。ホームページで母校の大学暦を見ると、夏休みの時期が小生の頃と比べて後ろにずれており、もしかしたら、年に2回の試験制度に変更になったのかなと伺えます。

 

 現状の大学教育を知るいい機会になりました。小生の知らない間に、大学教育改革があったのかもしれないと思いました。ホームページの印象では、小生の全く内容のわからないカリキュラム内容が記載されておりました。過去の定期試験の内容が、大学のホームページで公式に見られるようになっていました。(笑)

 

いつもお読みいただきありがとうございます。