【No.】 387
【ストレッサー】 エスカレーターから転落
【内容】 弟が下りエスカレーターで頭から転落して救急車で運ばれ、額に5針縫うケガを負ってしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 再発防止策として、原則エレベーターに乗り、やむを得ずエスカレーターに乗る時は左手でしっかりベルトをつかむことにする
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型
【解説】一昨日の土曜日の午後2時前に、小生のスマホに弟から電話がありました。電話に出たら、弟ではなく救急隊の人でした。「ピーポー、ピーポー」と救急車のサイレンがバックに聞こえてきました。弟の身に何かが起こったのは理解しました。
弟が最寄り駅のショッピングモールで買い物をして、その帰りにエスカレーターから転落して頭を打ったとのことでした。額からかなり出血をしており、縫う必要があるとのことでした。意識の方はあるとのことで、少し安心しました。これから病院に向かっているので、小生に来てほしいということでした。
病院名を聞いて、弟の住まいから随分遠くまで運ばれてしまうので驚きました。土曜日ということで救急対応してくれる病院が近くになかったのかなと思いました。小生の自宅からは1時間以上かかる旨を救急隊の人に伝えました。
小生は午前中には買い物で外出をしておりましたが、その時は自宅でネットサーフィンをして暇な時間だったのが幸いでした。慌てて着替えてバス停に向かいました。途中でバスを乗り換えて、1時間ぐらいで病院に到着しました。
弟は1階のロビーに座っておりました。額には大きな立体的な絆創膏をつけておりました。レントゲンとCTスキャンの後、骨に異常がないとのことで、額を5針の縫合手術が終わった後でした。入院の必要はなく、後は会計待ちとのことでした。
子どもの頃にズボンのチャックに挟んだことのある弟が、同じようなバツの悪い顔をして、健康保険証を持っていないとのことでした。全額負担になるので現金を持っていないかと聞かれました。小生の財布の中には1万円ちょっとしか入っておりませんでした。弟は現金を4千円しか持っていませんでした。
弟はキャッシュカードを持っており、徒歩2分のところにあるコンビニのATMで引き出しが可能とのことでしたが、後方にある自動会計機では、クレジットカード払いが対応可能だったので、小生のクレジットカードで立て替え払いをしようと考えておりました。
会計に呼ばれて金額が約4万2千円には驚きました。後日、健康保険証持参で差額分が返還対象なので、クレジットカードの支払いはできないと断られてしまいました。仕方なく、ケガ人の弟を近くのコンビニまで連れていき、お金を引き出させて再び病院まで戻ってきました。
すると、脳神経科の執刀医の先生が待っており、症状についての説明がありました。骨に異常はないものの、毛細血管で血が固まる可能性があるので、1~2カ月間は注意してくださいと言われました。何かあったら遠慮なく救急車を呼んでくださいということでした。1週間後の土曜日が次の診察日になっておりました。
弟に事故当時の状況を詳しく聞きました。下りエスカレーターに乗っており、左手には買い物の荷物を、右手には杖をついており、ベルトには左手を置いてなかったそうです。残り5段のところでエスカレーターから降りる体勢を取ったところ、バランスを崩して頭から床に落ちてしまったということでした。
エスカレーターの右側に歩行者がいたかどうかはわかりませんが、落ちた瞬間の記憶が吹っ飛んでしまったようでした。傷は5針縫ったそうですが、深くて痕に残るかもしれないと先生に言われたそうでした。5段目から落ちてそのような状態だったため、もし、エスカレーターのトップから落ちていたら、命がなくなってしまうような事故だったかもしれません。
弟は、約15年前に脳梗塞を患い、それ以降、歩行には杖が必要になっておりました。そこで、再発防止策を即席でふたりで考えました。
エスカレーター事故の再発防止策
❶エレベーターのあるところではエスカレーターには乗らない
❷エスカレーターに乗らなければならない時は、必ず左手をベルトに乗せてつかむ
❸買い物荷物は手に持たないでリュックサックの中に入れる
❹健康保険証または、マイナンバーカードを必ず携帯する
いつもお読みいただきありがとうございます。
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