ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.482 ストレス対処法 クアラルンプールへの出張

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No.】 482

【ストレッサー】 クアラルンプールへの出張

【内容】    空港からのタクシーの評判が悪く、治安が悪いことで心配し、マレー語の喋れる部下を連れていく

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  空港からリムジンタクシーがあることに気づき、割高だが部下たちの身体の安全を最優先して利用することにする

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】新製品の生産が海外生産委託工場で始まりましたが、旧製品と比べて海外部品の占める割合が2割程度と極端に少なくなり、そのまま放置すると駐在事務所の経営にも悪影響を及ぼすことは必至でした。仕入先各社を呼んで、相当品の部品紹介を求めて、実際に部品を設計部門に提出して、承認手続きを進行しているところもありました。

 

 他にも画期的に部品点数を増やす方法はないかと検討をしていたところ、ローカル社員からマレーシアのクアラルンプールの国際展示場で、電子部品の展示会があるという話があり、パンフレットを入手してもらいました。

 

 中国と東南アジアを中心に有力な部品製造メーカーが、100社近くも電子部品を出展するというもので、海外出張の稟議書を起案することにしました。メンバーは資材購買部の小生と男性ローカル社員3人の合計4人で行くことになりました。ひとりの女性のローカル社員にも声をかけたのですが、飛行機が苦手ということで留守番をお願いしました。

 

 これだけの資材購買部のメンバーで海外出張するのは初めてでした。しかし、クアラルンプールの空港からのタクシーは危険という話が当時はありました。強盗や窃盗の被害があったり、遠回りして法外な料金を取られてしまうという事件がありました。非常に心配をしていましたが、部下のうちのひとりがマレー語に堪能だということで、タクシー選びは彼に任せることにしました。

 

 ところが、実際に空港に到着したら、割高でしたがリムジンタクシーがあり、部下たちの身体の安全性を最優先して利用することにしました。空港のリムジンタクシーの案内所で前払いで、展示会場まで小生が助手席に、残りの3人は後部座席に座って移動しました。

 

 会場では100社近くの展示ブースがあり、活気にあふれておりました。パンフレットの案内はほとんどが英文で、読むのに非常に疲れてしまいましたが、中には日本語で書かれている箇所もあったので、優先的に読みました。

 

 目ぼしい会社の選定はローカル社員たちに任せて、別々の行動を1時間することにしました。1時間後に全員集合しました。3人が推薦する会社は全部で10社ほどになり、その後、全員で各ブースを回りました。全部見終わった後、工場見学に行きたい会社を、さらに5社ほどに絞りました。

 

当時は空港からのタクシーは危険という噂がありました。

 

 帰路も展示会場からリムジンタクシーで空港に向かいました。日帰りの海外出張でしたが、部下3人もいつもと違った1日に満足げな様子で帰国しました。その後は、楽しそうに工場見学に行きたい会社に関して、ああでもない、こうでもないと言いながら2社に絞っていきました。

 

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