ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.683 ストレス対処法 エスカレーターの右側問題

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No.】 683

【ストレッサー】 エスカレーターの右側問題

【内容】    エスカレーターの右側を空けているために、手前に20メートルの長い列になって乗るのに時間がかかっている

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  お年寄り3人が右側に乗って歩かずに立ち止まったら、左列の何人かが右側に移って、流れがスムーズになったのを目撃する

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】先週の金曜日の話になります。会社の勤務が終わり、整形外科クリニックには前日に行っていたので、そのまま自宅に帰れるということで安堵していたのですが、勤務先の最寄り駅のエスカレーターで嫌な光景を見てしまいました

 

    1階から3階までの長いエスカレーター上下2本ずつ合計で4本あるのですが、一番左側にある上りエスカレーターの左側に小生は乗りました。小生の2メートルぐらい前には、お年寄りの男性が右側に乗っており、左側にはスーツケースを置いていました。その男性のために右側が進めない状況になっておりました

 

    すると、若い男性が右側を歩いて昇ってきて、その年配の男性が右側に立っているので、それよりも先に進めずに、年配の男性の1段下で立ち止まりました。そして、無言で邪魔だといわんばかりのジェスチャーを大げさにしてみせました。本当に急ぐのであれば、階段ではなくエスカレーターを選んだのは自分のミスなのに、他人のせいにしておりました

 

 それを見て小生は不愉快になりましたが、その年配の男性のすぐ後ろの出来事だったので、当の本人には見えない位置でした。その悪態をついた若い男性は、そのままジェスチャーはしつつも黙ってエスカレーターに乗っておりました。しかし、エスカレーターの終点では、その年配の男性を押すような格好で走り出しました

 

    罰が当たったのか、その若い男性は、20メートルぐらい走ったところですっ転んで、仰向けに倒れてしまいました。友人と待ち合わせしていたみたいで、友人が彼のところに寄ってきて、大丈夫かと言いながら、彼を抱き起こしておりました。

 

 一部の自治体では、条例でエスカレーターの右側歩行を禁止しているところがありますが、この男性のように右側は歩いて当然と思っている人がいる限り、あまり効果がないのかなと思いました

 

皆が安心して利用できるエスカレーターにしてほしいと願っています。

 

    さて、一昨日の月曜日は休日ということもあり、小生は電車に乗って食料品の買い物に行きました。ディスカウントストアの最寄り駅で下車しましたが、上下線とも電車が止まっていたためにプラットホームが非常に混雑しておりました。改札口に通じている上りエスカレーターには待つ人の列が20メートルにもなっておりました。相変わらず右側は空いておりましたが、誰も歩いておりませんでした。

 

    すると、お年寄りの女性たちが3人会話の後、右側に乗って立ち止まったのです。その後、20メートルの列に並んでいる人たちの何人かは右側に乗っていくようになりました。これが本来のエスカレーターの使い方だとは思いますが、右側に乗ったら歩かなければいけないという先入観で、右側に乗ることをためらっている人が、いかに多いということを感じました。

 

 ひとりだけ右側に乗るのなら勇気がいることかもしれませんが、気心の知れた友人たちといっしょならば怖くないと言ったところでしょうか? 右側歩行を禁止するよりも、右側に立っても歩かなくて大丈夫だと、安全性と正当性を訴えた方が、もしかしたら、効果が出るのかもしれないと感じました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。