【No.】 834
【ストレッサー】 傘の横持で振って歩く人
【内容】 傘を横持ちして長傘の先端を後ろに向けて手を振りながら歩いている人を見ると、いつも危険行為だと感じてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 傘を横持して振っている人は、危険性があるという認識はないと思われるので、見かけたら距離を取って関わらないようにする
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】今月に入って3日間、朝に雨が降っていたこともあり、傘を持参しながら歩いている人が多かったと思います。その中で気になる人たちがおりました。長傘を先端を下に向ける持ち方ではなく、傘を横持ちして長傘の先端を後ろに向けて手を振りながら歩いている人を見かけました。
4月2日の水曜日の朝、会社最寄り駅の改札口に向かって歩いていたところ、小生の前を歩いているアラサーの男性が、行進曲を聞いているみたいに両手を大きく振って歩いておりました。左手には傘を横持をしており、傘の先端が大きく半円を描いておりました。小生はそれに気づいて、彼よりも3メートルぐらい後ろを、気をつけながら歩くことを強いられました。子どもくらいの人が歩いていたら、顔の位置にぶつかるような状況でした。
一番驚いたのは、4月3日木曜日に小生はエスカレーターの左側で止まって乗っていたのですが、右側を歩行していたアラサーの男性が傘を横持ちして、長傘の先端を後ろに向けて手を大きく振っていたので、後ろに続く人が歩くのを躊躇して立ち止まっておりました。段差があるので、後ろに振った傘の先が顔の位置になると非常に危険だと思いました。

そんな記憶を呼び起こしたのが、昨日の朝の報道番組でした。東京都が公開している横向きの傘の危険性を訴える動画が紹介されました。エスカレーターや階段で人が横持ちして手を振っているという想定で、後ろのマネキンの額に傘の尖った部分が当たってしまうという動画でした。
それは厚さ1.6ミリのガラスが割れるほどの衝撃になり。その実験では、振り子装置に傘を横向きに固定して45度の角度で振り下ろしたところ、傘の先端に力が集中するので、その衝撃力は最大240重量キロとピアノ1台分に相当するというものでした。
人がその衝撃をモロに受けると、骨折をしたり、目にあたったら失明したりする危険性があるということでした。傘を横持して振っている人にはそういう危険性があるという認識はないと思われるので、目撃した時はその人とは距離を取って関わらないようにした方がよさそうです。
歩きスマホと同様に傘の横持を注意喚起するような構内放送を流して欲しいと思いました。しかし、そういう放送を全く無視する人が大勢いるので、効果があるかどうかはわからないのが残念に思います。
いつもお読みいただきありがとうございます。
|
|