ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.179 ストレス対処法 自分ばかりが仕事多忙

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No.】 179

【ストレッサー】 自分ばかりが仕事多忙

【内容】    自分に仕事が集中しており、頑張ってるのに何も報われず、不公平感や何か損をしているような気持ちになる

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  完璧主義から脱却して60点取れば十分と考え、勝手に他人を手伝わない、キャパオーバーの時は断る勇気も必要と考えてみる

【ストレッサー型】 5 ヘトヘト疲労困憊型

 

【解説】 5年くらい前までは、どういう訳か小生の仕事量が他の人よりも多く、定時で帰っている同僚もいるのに、毎日のように残業を余儀なくさせられていました。しかも、頑張っているのに何も報われておらず、不公平感や何か損をしているような気持ちでいっぱいになりました。どうして「自分ばかりが多忙なの?」と考えてみると、主に3つの原因が見つかりました。

 

 1つ目は、認知の歪み「白黒思考(完璧主義)」により、100%のパーフェクトな仕事を求め続けていたために、それなりに信頼されて仕事が集中してしまったのかなと思います。責任感が強過ぎていたと今は反省していますが、当時は、完璧な仕事とは、相手が困らないように先回りして先手を打つことを考えたり、相手の要求していることにプラスアルファの付加価値をつけるような仕事をして喜んでもらうことだと本気で考えていました。(会社の契約コンサルタントの指導でした)

 

 2つ目は、感受性が強いというか、他の人よりもいろいろな出来事に気がついてしまう性分です。そして、気がついたことを全て対応しようとしている自分がいました。同僚が忙しくて大変な思いをして仕事をしているのを見てしまうと、見て見ぬ振りができずに手伝ってしまっていました。自分の仕事だけでも大変なのにさらに仕事量が増えてしまいました。

 

 さらに3つ目は、MicrosoftOfficeソフトを20年以上も使っているので、それなりのスピードで操作ができ、資料を素早く作成できます。他の作業は素早くこなすことができないのもありますが、Officeソフトを使用した資料作成に関しては、上司の期待以上の速さで完成していくので、あれもこれもと仕事が増えていくような傾向がありました。

 

 結局、月80時間以上の残業が1年以上も続いて体調を崩し、1年間休職に追い込まれました。その間、会社は何の面倒もみてくれずに、期限までに復職できず、その会社を退職することになりました。

 

自分ばかりが忙しい職場でした。

 現在、別の会社に入って時短勤務をしておりますが、「自分の健康が一番大切」であるとつくづく思います。そこで、「自分だけ忙しい」という状況を防ぐ対処法を3つ実践しています。

 

❶完璧主義から脱却し、100点満点で60点取れば十分と考える


❷仕事に忙しい人に気づいても、上司より手伝う指示がない限りは対応しない


❸自分がキャパオーバーしそうな時は、断る勇気を持つ

 

いつもお読みいただきありがとうございます。