ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.207 ストレス対処法 三日坊主による自己嫌悪

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No.】 207

【ストレッサー】 三日坊主による自己嫌悪

【内容】    若い頃には、いろいろと手を出しては「三日坊主」で終わることが多くて、思い出すと自己嫌悪に陥る

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  自分にとって有益でなく無駄であると、身体が教えてくれていると思うようにする

【ストレッサー型】 2 オドオド自信喪失型

 

【解説】 子どもの頃から、青春時代の若い頃には、いろいろと手を出しては「三日坊主」で終わることが多かったと思っています。何事も飽きやすく、長続きしないことを言いますが、「三日坊主」という言葉が、小生のためにあるように思えることがありました。

 

 一番ひどかった「三日坊主」は、大学進学に失敗して全寮制のアルバイトをしていた時の出来事です。早朝3時間夕方2時間の合計約5時間のアルバイトですが、昼間は予備校に通学しようと思って半年分の授業料を前借で支払いました。

 

 通学には満員の各駅停車で30分以上かかって、アルバイトの疲れも重なって、本当に「3日間」で通学が終了してしまいました。授業料はその後、小生がアルバイトで稼いで負担したので、誰からも文句を言われる筋合いはありませんが、本当にもったいないことをしたと、自分自身が情けないと思ってしまいました。

 

 その後も、いろいろな局面で「三日坊主」の癖が出てしまい、いつの日からか、「自分にとっては無駄であると身体が教えてくれているのだ」と慰めている自分がおりました。そんなことが続いて、いつからかは忘れてしまいましたが、「これをしても三日坊主で終わる」と、事前に気づくようになりました。現在でもそうですが、「三日坊主」で終わりそうなことは、一切手を出さないようになっています。

 

 一方、仕事においても、若い頃は「飽きやすい」という性格が当初は出ていたと思いますが、なんだかんだと工夫をして、「飽きやすい」ということをうまく克服してきたような気がします。たとえば、今から20年以上前にExcelを学習して仕事で使うためにどのようなことをしたかを思い出しました。

 

Excel2002基礎編の教本を買って自宅で勉強する
ページ数は約300ページあり、約60セクションありました。


期間を決めて1日の目標を立てる
期間は1カ月と決めて、1日あたり2セクション(平均10ページ)進めるというスモールステップで目標を立てて計画表に書き込みます。


目標を達成したら自分にご褒美をあげる
半分達成(セクション30まで終了)時には、大好物の天丼を食べる
全部達成したら、DVDレコーダー(8万円相当)をご褒美として買う
要は、ニンジンを目の前にぶら下げてモチベーションを高める手法です。

 

 効果は抜群で、土日は自由な時間が平日より多いので、1日に50ページくらい進めることができたので、1カ月の予定が2週間程度で達成できました。DVDレコーダーというニンジンが効いたのかもしれません。

 

何事も飽きっぽい性格でした。

 

 仕事においては、このようなことを繰り返して、「飽きやすい」という欠点を克服してきたような気がします。ポイントとしては、まず、期間を決めて、1日あたりの目標を無理のないようにスモールステップで予定表に書き込むことです。

 

 次に、その目標を達成したら、自分を必ず褒めることが大切です。小生の場合はその時に欲しいものを景品として、達成時にそれをゲットするという考え方です。

 

 何か気の乗らないことの達成と組み合わせることで、相乗効果が出るのかもしれません。欲しいものを単独で購入するよりも、その景品は思い出の深いものになるものです。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。