【No.】 422
【ストレッサー】 スランプの真っ只中
【内容】 何をやってもモチベーションが上がらずにうまくいかないので、これはスランプだと自覚する
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 気分転換に卒業した小学校の校舎を眺めて、人生の原点に戻ってから、小学生の自分の目で現在の自分を見つめなおしてみる
【ストレッサー型】 2 オドオド自信喪失型
【解説】スランプとは、自分のコンディションが悪くなっている状態のことを言います。不安な気持ちのスパイラルから来る気持ちの問題であるとも言えます。仕事をしていて、集中力が続かないで停滞してしまったり、質が上がらなかったり、パフォーマンスが低下して、モチベーションが上がらずに何をしてもうまくいかない状態になってしまうのです。
実力が発揮できない不安定な精神状態になるのは、誰にでも起こり得ることです。スランプから脱出するには、まず原因を見つけ出して、スランプへの対処をしてから、しっかりと目標を明確にしていくことが大切だと思います。
スランプに陥る原因としては諸説ありますが、何事もうまくいきすぎて、そこからの変化を望まずに現状を維持しようとすると、マンネリ化して向上心が働かずに、世の中の変化についていけなくなってスランプになってしまうことがあるようです。
あるいは、あまりにも大きな仕事を与えられて、さらに結果も求められてしまうと、大きな負担を感じて追い詰められて、精神的にゆとりが持てずに失敗してしまうことでスランプに陥ってしまうこともあるそうです。以降の仕事にも悪影響が出て、負のスパイラルからなかなか抜け出せなくなってしまいます。
スランプへの対処法
❶スランプであることに気づく
自分に何かしらの問題が発生して、現在スランプの状態であることに気づく必要があります。
❷完璧主義をあきらめる
少しでもミスが出てうまくいかないと一人で悩むのはやめて、100点満点でなくても70点でもいいやという考え方をしてみます。
❸困った時は人に頼ることも考える
自分一人で仕事を完結してしまいがちな人は、ミスに気づかずにそのまま仕事をしてしまい、結果として失敗が続いてしまうことがあります。人に頼って相談することにより、ミスに気がつくことがあり、自分では気がつかなかった解決策を教えてもらえることもあります。
❹大きな目標をスモールステップに分解する
手が届かないように思えた目標も、小さな目標の積み重ねで設定することで、小さな目標を1つずつ確実に成功することで自信がつきます。そして、心にゆとりができてスランプから脱出できるかもしれません。
❺精神的にポジティブになれるように気分転換をする
仕事を忘れて、スーパー銭湯でもいいので温泉に浸かってゆっくりと過ごしたり、どこかに小旅行でもいいので、日常とは違った景色を観に行って気分転換するといいかもしれません。
小生は卒業した小学校の校舎を見に行き、人生の原点に戻ってみます。そして、小学生の頃の自分に戻ってから、現在の自分を見つめてみるようなことをしています。
❻スランプをアクセプタンス(受容)する
スランプから逃れることはできないのだということで受け入れてみます。スランプという不快な思考や感情に注意を払わずに、出てきても気にしないで存在を許します。その後、本来の自分がすることに集中できれば、自然と不快な思考や感情が去っていくようなイメージです。
❼自分の価値に沿った行動をする
スランプから脱出するためには、自分にとって何が価値なのかを決めて、価値に沿った行動をすることが手っ取り早いかもしれません。価値を目的とすると、目標達成の可能性も高くなります。例えば、「楽しく仕事をする」という価値を決めたならば、楽しい気分で何かをすることが行動となり、大切な1歩となるかもしれません。
一度成功したスランプからの脱出法は、次回にも使えることがありますので、覚えておくといいかもしれません。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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