ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.80 ストレス対処法 スランプでブログ書けず2

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No.】 80

【ストレッサー】 スランプでブログ書けず2

【内容】    確定申告後、調子を崩してしまい、今までのやり方では「ストレス解消法」がなかなか思いつかない状況である

【分類】    F 生活リズム

【効果】   ★★★★

【対処法】  復習や見直しにより、ストレスの原因が判明したので、どのような対処法があるか、過去のブログを参考に考えてみる

【ストレッサー型】 2 オドオド自信喪失型

【解説】  ストレッサー型の6類型それぞれの原因を3種類ずつ「特性要因図」に書き込んだので、今回は、合計18種類の原因に対する対処法をそれぞれ考えてみました。

 

1 イライラ自己過信型
 気が短い人やカっとなるタイプの人が多く、物事が思うように進まないのは、理想に過ぎない自分の「勝手な押しつけを止める」ことで解消する可能性があります。次の、他人から理解されないのは、自分の持っている理想が高すぎるので、「理想と現実のギャップの受け入れ」が必要だと言うことができます。そして、周囲よりも優秀な自分に従うべきという認知の歪みである「べき思考の除去」をしないと、相手はなかなか動いてくれません。

 

2 オドオド自信喪失型
 物事に対して不安を感じてしまう人が多く、自分の力量不足を感じて自信をなくすような時は、自分の本来持っている能力を再評価して「自信を取り戻す」ことを試みるのがいいかもしれません。次の、周囲からの評価に敏感で、無視や軽視されていると感じると落ち込んでしまう時は、認知の歪みである「拡大解釈の是正」が必要です。そして、ミスの連鎖から、「どうせ自分は失敗する」と否定的な結果を導く勝手な結論づけをしてしまうことがあるので、その「どうせ思考を止める」ことで対処します。

 

3 クヨクヨ過去悔恨型
 過去の変えることのできない失敗等にこだわってしまう人が多く、大切なモノをなくすと事態は深刻になりますが、何か別の「没頭するモノを見つける」ことで解消することがあります。次の、過去のミスや失敗に囚われすぎることについては、「過去は変えられないことを自覚する」必要があります。そして、何か悪いことが起こると、全部自分の責任であると考えてしまうのは、認知の歪みである「自己関連づけの除去」が効果的です。

 

4 モンモン未来不安型
 正体がわからない不安や不満がある人が多く、目標が見つからない場合は、人に相談するなどの「社会的支援」を受ける必要があります。次の、現状に違和感を感じているのは、「不満感を持つことを止める」ことで解決することがあります。そして、漠然と将来への不安を感じる時は、「マインドフルネス」で目の前の現実に集中することで改善が見られることがあります。

 

5 ヘトヘト疲労困憊型
 長時間緊張状態を続け過ぎる人に多く見られ、他人への気遣いで疲れてしまう場合は、限界を感じたら「断るのも仕事」と考えることで対処します。次の、周囲からの期待を強く感じる時は、「体力の限界を自覚」して無理をせずほどほどにするようにします。そして、常に細心の注意をしている時は完璧主義になりがちで、認知の歪みである「白黒思考の除去」を意識します。

 

6 ムカムカ関係誤解型
 相手が自分に対して有害であると感じる時に発生し、他者の態度や言動から不快感に思ってしまうのは、認知の歪みである「深読みと先読みを止める」ことで解消します。次の、他者の言動から悪意や嫉妬を感じるような時は、受け流して「感情的にならない」ことも必要です。そして、他者からの悪口や反論に過敏な反応はせずに、「アサーション」を心がけることで対応します。

 

 最後に、「」で囲んだ18種類の対処法を「特性要因図」に朱書きで追記してみました。こうして完成した「特性要因図」をよく見ると、今後発生するストレスの「ストレッサー型」が判明すれば、どのような指針あるいは方向性で解決したらいいのか、道標(みちしるべ)になってくれるのではないだろうかと気づきました。まさに「転んでもタダでは起きない!?」と思った次第です。

今後のストレス解消法の道標になってくれるといいなぁ!!

【備考】 アサーション
 
 相手を尊重しつつ自分の意見を主張するコミュニケーションスキルの1つで、適切な自己表現のことです。お互いの価値観を尊重しつつ、伝えにくい事をきちんと相手に伝えることで、自分もWin、相手もWinというように対等なコミュニケーションを取ることが可能になります。