【No.】 708
【ストレッサー】 骨折でバストバンド装着
【内容】 肋骨骨折で途方に暮れたまま内科クリニックに向かっていたが、近くの廃墟となった母の元実家の前に立っている
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 その家で大学生の頃の自分のことをいろいろと思い出し、その頃の自分が現在の自分を励ましてくれているような気分になる
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】一昨日の3時過ぎに内科クリニックに行くために、自宅からバス停まで向かいました。肋骨骨折が判明したために、バストバンドを装着したままの状態で歩きました。左側からぶつかられたのに、どうして右の方の肋骨が骨折したのか理解に苦しんでいました。
それと、走りながら強引に小生の前を横切ろうとしてぶつかってきた、アラフォーの女性の顔を覚えていないし、謝罪もなくそのまま走り去ってしまったので、その時に痛いとは感じましたが、どうすることもできませんでした。
そのまま追いかけて捕まえるべきだったのか、捕まえてもケガをしているかわからなかったし、何がベストの方法だったのだろうかと考えていました。結局、ケガを被ってしまった自分はやられ損だと思うと、気分がますます落ち込んでしまいました。
内科クリニックの最寄りの停留所でバスを降りましたが、寄りたいところがあり、見に行くことにしました。そこは昨年の3月に立ち退きになった、元母の実家があった場所でした。小生にとってとても大切な場所で、約1年の久しぶりに訪れてみました。
もしや、更地になっているかもという不安がありましたが、古屋はそのままの状態でした。表札等は一切剥がされておりましたが、大学生の頃に飼っていた栗毛の犬の、狂犬病予防接種証明のシールが玄関のドアの上に7枚貼られたままでした。急に大学生の自分と元野良犬だった栗毛の犬の姿が蘇ってきました。
そして、大学生の小生が現在の小生に気づいて笑顔で何かを言っておりました。「.........」 周囲の騒音で聞き取れませんでしたが、肋骨を骨折した小生のことをきっと励ましていてくれたのだと思いました。そして、小生の頭の中にはバーブラ・ストライサンドの「追憶(The Way We Were)」という曲を口ずさんでいました。
すると、大学生の時の思い出が次から次へと蘇ってきました。ノスタルジー気分に浸りながら、内科クリニックに向かいました。途中にあったディスカウントストアが閉店したことに驚きました。内科クリニックに到着したら、座る場所がないくらい混雑しておりました。
診察まで1時間半くらい待たされました。女医先生には、整形外科での右肋骨の骨折の件を報告しました。先生は骨折時に食べた方がいい食材を「鮭中骨水煮缶、いわしの煎餅、シーチキン、シーサラダ、鶏肉......」とメモ書きでくれました。
帰宅してから妻に骨折のことを話しました。「どうせスマホを見ていて、よそ見でもしていたんでしょ?」と図星を言われてしまいました。「バス停でバスを待っていた時に、退屈しのぎで立ったままスマホを見ていただけ」と反論したら、「私は外では一切スマホを見ないから!」と逆に反論されてしまいました。
『スマホの操作が苦手なだけ』と思いましたが、言うと喧嘩になるので黙っておりました。「そういえば内科の先生に鶏肉がいいと勧められたので、日曜日はケンタッキーにしない?」と小生が提案すると、「いいんじゃない」という返事でした。12月1日まで期間限定で、フライドチキン5本で1100円だったことを思い出したのでした。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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