【No.】 709
【ストレッサー】 バス乗客同士のトラブル
【内容】 バス停での並び方で乗客同士がバス車内で怒鳴り合いとなるも、言い出しっぺの男性の母親が止めたのを目撃する
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 自分の価値観が正しいと信じ切って疑わず、それを他人に押し付ける行為はトラブルの元になるという教訓を得たような気がする
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】右肋骨の骨折は、バストベルトをしっかり装着しているのと、痛み止めの薬を1日3回服薬しているので、ふだんは痛みを感じないですんでおります。さすがに、右の肋骨を触ると痛みを感じるのと、大きな咳をすると、肋骨に響くように痛むことがあります。
一昨日土曜日の買い物の帰りに、バス停で4〜5人が並んでおりました。これとは別に、少し離れたところにベンチがあり、アラフィフの男性とその母親と思われる、お年寄りの女性が座っており、なかよく談笑していました。
バスが到着して、列の最初のアラサーの男性から順番にバスに乗り出し、小生は3番めに乗り、空いている席に座りました。すると、後から乗ってきたベンチに座っていた男性が、最初に乗った男性に向かって大声で、「俺達が先にいたのだから、順番が違うだろう!」とすごい剣幕で文句を言っておりました。
言われた男性も大声で、「確かに先にはいたかもしれないが、並んでいなかったじゃないか!」とこちらも怒鳴りつけるように返しました。そのまま大喧嘩がバスの中で展開されると思いきや、ベンチに座っていた母親と思しき女性が、男性の袖を引っ張って、それ以上の言い争いにはなりませんでした。運転手も何事もなかったかのごとく、バスが走り出しました。
バスを待つ人の並ぶ場所には、きちんとマークがしてあり、乗りたい人はその場所から列を作っていました。彼のようにベンチに最初に座っていたというのは、後から並んだ人にはよくわからないし、いちゃもんをつけたアラフィフの男性の主張は、小生にはよく理解できませんでした。
停留所のポールの注意書きにもバスの並び方の順番がきちんと記載されている訳でもないし、どちらの主張が正しいのか間違っているかの判断は難しいと思います。そこは乗客同士の良識の範囲内で運用するということだと思いますが、自分の価値観を他人に押し付ける行為はトラブルの元になります。
特に見知らぬ人たち同士だと、トラブルや事件が発生したりする可能性があります。明らかに法律違反であればもっともですが、マナーとかモラルの問題は、人それぞれ価値観があり、法律違反や迷惑行為がない限り、お互いに尊重されるべきだと思います。
自分の価値観が正しいと信じ切って疑わず、他人への強要は慎まなければならないという教訓を得たような出来事でした。見ず知らぬ人に注意をするのは、犯罪でない限り止めた方がいいと思いました。
ただ、そのアラフィフの男性にいくらマナーとかモラルの問題だと説明しても、きっと理解はしてくれないだろうと勝手に小生の頭の中で考えておりました。お母様と見られる女性が制止しなければ、客同士の大喧嘩になっていたかもしれないなと思うと、ゾッとしました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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