【No.】 201
【ストレッサー】 休職中の不眠症の闘病生活
【内容】 休職中は不眠症との闘病生活が始まり、悶々としつつ、頭蓋電気刺激療法を受け、今度は昼寝が2度の生活になってしまう
【分類】 F 生活リズム
【効果】 ★★★★
【対処法】 復職支援プログラムのリワークという制度があり、復職期限までの半年間、通勤訓練のつもりで病院に通うことにする
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 2016年10月下旬、仕事中に起きた人間関係のトラブルで、その日から不眠症を発症してしまいました。それまでに3回程失恋などのショックにより不眠症になることがありました。いずれも2週間前後で自然治癒していたので、その時も楽観視していました。
不眠症を発症してからの平均睡眠時間は1日2~3時間で、ひどい日は5分眠ってすぐに起きてしまい、そのまま悶々と朝の起床時刻までベッドの上に横たわっていることがありました。その時は1カ月近く経っても治らなかったので、自然治癒を諦めて医者に行く決意で電話をすることにしました。
ネット検索で「心療内科」で検索して、同じ行政地域にあるクリニックに電話を次々とかけてみましたが、当日の診察を断られてしまいました。初診には時間がかかるみたいで、当日の診察は無理ということでした。それでも諦めきれず、7箇所目に電話をかけたのが、現在も通院している隣の行政地域にある心療内科クリニックでした。
初診の後に、「グッドミン」という睡眠導入剤を処方されました。服薬を続けてみたところ、睡眠時間が1日4~5時間に改善されました。ところが、朝に目が覚めても、午前中は副作用なのかもしれませんが、頭が寝ているようで全然回転せずに、仕事に支障が出ていました。主治医に相談したところ、薬が合わなかったみたいで「ゾピクロン」に変更になりました。
「ゾピクロン」は作用時間が短く、翌日に眠気が残りにくい睡眠薬ということですが、苦味の副作用があります。翌朝に起きると苦味が口の中に残っています。夢の中でもしょっちゅうツバを吐いているような感じがしますが、「グッドミン」より小生に合っているので、現在も服用しています。
休職後も睡眠時間が5~6時間の日が続き、主治医より昼寝を禁止されていたので、ぐっすり眠れない状況が続きました。休職中に会社へ提出する診断書には病名が「睡眠障害」と記載されていました。確かにその通りだと思うのですが、いろいろとネット検索で調べてみると、「うつ病」と似た症状もあるので、うつ病かもと思った時期もありました。
しかし、今までに一度も「抗うつ薬」は処方されていないので、恐らくうつ病ではないと思われます。とは言え、睡眠障害は「精神疾患の入口」と言われており、うつ病の手前にいる状態だったかもしれません。
そうこうしているうちに、主治医より頭蓋電気刺激療法(CES療法)の薦めがありました。アルファスティムというCES治療器を用いて、微弱電流を両耳クリップを介して脳に直接60分間流す治療法です。今からちょうど6年前の7月から8月の2カ月間に渡って治療器をレンタルで貸していただき、毎日1時間自宅で試してみました。
2カ月後に治療器を返却することになりましたが、睡眠導入剤は服薬していますが、ぐっすり眠れるようになりました。60%ぐらいの人に効果が見られるとのことで、小生には「吉」と出たようです。ところが、朝はモーニングショーを見終わる10時過ぎに眠たくなって昼寝をし、午後はミヤネ屋を見終わる4時過ぎに昼寝をするような、今度は眠くて眠くて困ってしまう状況になってしまいました。
1日に2度も昼寝をするような生活では、とても復職できる状況ではありませんでした。そこで、主治医に薦められたのは、病院による復職支援プログラムのリワーク(return to work)という制度があり、平日の朝8時45分から夕方の4時まで(昼食つき)で半年間病院に通うことになりました。復職に向けての通勤訓練にはいいかもしれないと思いました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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