No.３８０　ストレス対処法　成人式に出席できなかった

【No.】　３８０

【ストレッサー】　成人式に出席できなかった

【内容】 成人式に参加できなかったことを思い出すと、残念な気持ちがこみあげてきてしまう

【分類】 E　身近な出来事

【効果】 ★★★

【対処法】 法令をしっかり遵守することで、警察のお世話になることは絶対にしないと誓ったことが、今でも守られていると思うようにする

【ストレッサー型】３　クヨクヨ過去悔恨型

【解説】毎年の１月になると、その年の成人式が各自治体で執り行われますが、小生の頃は１月１５日が成人の日で、市で会場を借りて行われました。小生は、諸般の事情があり、成人式には参加できませんでした。そのことを思うと、成人式の晴れ姿をテレビでの放送を毎年のように見ると、自分が成人式に参加できなかった残念な気持ちがこみあげてきます。

　そもそも成人式に参加できなかった理由は何だったのだろうか考えてみると、３点ぐらい思い浮かびます。母の実家に住んでおりましたが、２０歳の誕生日と成人式の日にも、誰にも祝ってもらわなかったのかなという記憶しか残っておりません。

成人式不参加の理由

❶成人式に着ていく服がなかった

スーツを着ていくのがマナーだと記憶していますが、スーツを買うお金がありませんでした。普段着で出席しても問題なかったような気がしましたが、しっかりした服を着ている人を見てしまうと、気が引けて落ち込んでしまうのかなという心配がありました。

❷父を知っている人とは会いたくなかった

引っ越しても、行政地域が同じ市なので、成人式会場が父の家の近所に住んでいる人たちと同じでした。もし、知人と会ってしまったら、転居先を聞かれるのは嫌でしたし、毎晩のように父が怒鳴り散らしていたのは、近所中に聞こえていました。知っている人たちは、みんな父とは関わらない態度を取っていました。そのことを恥ずかしいと思っていたので、知っている同級生とは会いたくありませんでした。

❸大学の定期試験の準備で精一杯

１月１５日と言えば、大学の定期試験の間近でした。元日から試験対策の勉強をしていたので、成人式に参加してしまうと、半日の時間がつぶれてもったいないと思っていたのかもしれません。

　成人式に参加しなかったという形式上の問題はありましたが、小生には成人になったという自覚はありました。一番気をつけたことは、法令をしっかり遵守するということでした。警察のお世話になるようなことは絶対にしないと心に誓っていました。２０歳になれば、悪いことをすると氏名が公表されてしまいます。