【No.】 413
【ストレッサー】 父が弟に連帯保証人の強要
【内容】 父からトイレ補修工事の借金の連帯保証人になって欲しいという手紙の内容を弟に見せられる
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★★
【対処法】 父には借金返済の意思が全くなく、弟に全額を払わそうとしている悪意に気がつき、弟に連帯保証人になるなと助言する
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】小生が量販店に勤務していた頃、弟も社会人として働いており、母の実家から出てひとりでアパート暮らしをしていました。そんなある日、弟に父から手紙が届き連帯保証人になって欲しいという内容でした。どうやって弟の住所を突き止めたのか、ストーカー気質の父には驚きましたが、その手紙の内容を見せてもらいました。
トイレの改修工事費用として、市から無利息の50万円の貸与をしてもらえるとのことで、そのためには連帯保証人が必要で、弟になって欲しいという内容でした。その手紙を一目見て、父にはその借金を返済する意思はなく、弟に全額払わせようとしていることに小生は気づきました。弟には「絶対に連帯保証人になるな!」とアドバイスをしました。父には1000万円以上の預貯金があるのに、借金する必要があるのかという疑問がありました。
母との離婚調停で、弟が18歳になるまで養育費を月々たったの2万円でしたが、裁判所で書面で調停した内容にも関わらず、弟が18歳になる半年前には打ち切って支払いませんでした。裁判所で決めた内容を反故にするような人です。また、弟が修学旅行の費用を出してほしいと電話でお願いしても出してくれず、何度も頼むうちに弟の声とわかると、電話をガチャンと切ってしまうような態度を示したそうでした。
さらに、子どもの頃の話ですが、養育費にいくら使ったかを子どもごとに、金額と内容を日記帳に書いており、子どもが成人したら全額を請求しようとしていた父でした。借金を踏み倒して連帯保証人に全額を支払わせる企みを容易に予想できました。こういうことをいつも母や小生に見抜かれているとは、父自身は気がつかないようで哀れでした。
子どもが成人したら全額を請求するつもりの父のことを下記ブログで紹介しています。
No.54 子供に養育費を請求する父
yuyakekoyakeakatombo.hatenablog.com
父に電話して断るように弟に伝え、一方的に断って、父が反論する前に電話を切った方がいいとアドバイスしました。父に反論される時間を与えると、今まで育ててきたと恩を売ったり、脅迫してきたりすることが予想できました。
やはり、電話の最後で、「お前の会社の社長のところに行って怒鳴り込んでやる!」と言われてしまったそうでした。弟は心配していましたが、そうなったらもう犯罪だから、警察を呼べばいいよと小生は言って慰めていました。これで本性をあらわにした父で、やはり、借金を踏み倒すつもりだったと確信しました。
その後、弟には何度も父から手紙が届くようになりました。取るに足らないくだらない意図不明な内容で、おまけに字が汚くて読むのに苦労しました。恐らく父は、弟が電話してくることを期待していたと思われたので、弟には手紙を無視して捨てるように伝えました。すると、今度は腐ったキウイを段ボール箱で送りつけるような嫌がらせが始まりました。しかたなく、弟はアパートを引っ越すことになりました。
小生も住んでいるアパートの契約更新前に、弟と同じアパートに引っ越すことになりました。今回は知恵を使って、住民票をふたりとも母の実家に移して、アパートの住所にはしませんでした。ところが、そのアパートと母の実家が床上浸水の被害に遭ってしまいました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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