【No.】 411
【ストレッサー】 上司から家族に関する質問
【内容】 保証人が母方の叔父のため、上司から両親に関して質問をされ、本当のことを言うと気まずい雰囲気になってしまう
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★
【対処法】 父が実際に発言したことを思い出し、〇〇大学出身者しか認めないという考えの持ち主で、話を聞いてもらえないと回答する
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】小生は小学校と中学校は公立に通っていました。住んでいる地域によって学校が決まっていたので、近所の人はみんな同じ学校に通っていました。高校も公立で学区になっており、指定された学区内での高校に通いました。ただ、大学だけは地元を裏切って、東京都23区内にある大学を選びました。
今までの人生の中で、学校の同級生とか、同じ学校に同時期に通っていたという人とは、仕事では全く関わってきませんでした。世の中広いようで狭いとよく言いますが、その逆の、世の中狭いようで広いというのもあるのかもしれません。
小生の父のことを知っている人には、何だか弱みを握られてしまっているように考え、関わりたくはないと思っていました。学生時代にアルバイトをしていた運送会社に、小生が卒業後、父の家のはす向かいに住んでいた男性が、新入社員として就職したという話を聞き、もう二度とその運送会社には顔を出しませんでした。
ところが、資材調達の仕事をしていた時に、ある仕入先の担当者と初顔合わせしてから半年後のことでした。その人は以前、母の実家のすぐ近くに住んでおり、幼い頃の小生のことをよく覚えていると言われました。
母の実家には誕生してから4歳まで住んでいました。その後、父が家を新築して引っ越したので、小生にはその人の記憶が全くありませんでした。4歳の時のことは3つの出来事しか記憶にありませんでした。
4歳の時の記憶については、下記ブログで詳細を記載しています。
No.267 4歳の時の悲しい思い出
yuyakekoyakeakatombo.hatenablog.com
その仕入先担当者は、小生よりも2~3歳年上で、温厚で優しい人でした。その人の苗字を母に尋ねたら、20年以上も前の話なので、残念ながら母の記憶の中にもありませんでした。しかし、その人の言っている話はウソではないと思われました。
その人が6~7歳の頃の記憶なので、小生の父のことまでは記憶にはないかもしれないし、父のことは一切話題にはなりませんでした。人間的にもとても誠実で、役職も係長から課長、部長と昇りつめていきました。その仕入先からは基板に載っている心臓部の部品を購入していました。一度、千葉県にある工場に見学に行ったことがありました。
ちょうどその頃、声の大きな部長より、小生の両親について、大勢の前で訊かれたことがありました。正直に両親は別れてしまい、父とは没交渉であることを話しました。お互いに気まずい雰囲気になってしまいました。その後、部長からは母親に親孝行しないといけないねと励ましの言葉をいただきましたが、小生にとっては触れられたくない質問でした。
その後も、保証人が母方の叔父だったため、何人かの上司から両親について訊かれました。実際に、高校生の時に父と大喧嘩になった、父が発言した内容を思い出しました。そして、「父は変わり者で、父自身は〇〇大学卒業ではないのですが、〇〇大学しか認めないという考えの持ち主で、わたしの話を全然聞いてもらえないんですよ」というようなことを言っていました。すると、上司も「そうだったんですね!」と納得をしてくれました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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