【No.】 659
【ストレッサー】 救急車来るも要救護者逃亡
【内容】 若い男性が熱中症で、女性が救急車を呼んで待っていたら、若い男性に逃げられてしまったという姿を見てしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 街中で見ず知らずの人が体調の悪いのを見かけたら、救急車を呼ぶかどうかしっかり相手に確認してから呼ぶことを心がける
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】今から1週間ぐらい前の出来事でした。最高気温が30℃を久しぶりに上回った晴れた日の夕刻、小生は仕事が終わって帰宅途中でした。最寄り駅で電車から下車して、自宅に向かって歩いたところ、あと50メートルという場所に横断歩道があり、信号待ちをしておりました。
すると、左手から「ピーポーピーポー」とサイレンを鳴らして救急車がやってきて左折して、小生のマンションの近くに停まるのが見えました。小生の住んでいるマンションの住人に急病人が出たのかなと心配しておりました。
信号が青信号に変わったので、小生は自宅マンションに向かって歩いていると、救急隊員ふたりが救急車から降りてきて、救急車を呼んだアラフォーの女性との会話が聞こえてきました。「いなくなっちゃったんですよ!、若い男性なんですけど、熱中症のようだったので、そこの自販機で水を買って飲ませてあげたんですけど......」
それを聞いて救急隊員ふたりは、救急車を離れて近くを探し始めましたが、顔を知っているのはそのアラフォーの女性だけだったので、その後見つかったかどうかはわかりません。いや、見つかっていたらサイレンを鳴らして救急車が移動すると思われるので、サイレン音を聞いていないので、そのまま消防署に戻ったのかなと推察できました。
そのアラフォーの女性にとっては、彼のためによかれと思って救急車を呼んだのですが、救急車が来る間に逃げられてしまい恥をかいてしまったということなのでしょう。明日は我が身かもと考えさせられる問題と思いました。
家族や友人、あるいは会社の同僚など気心の知れた人の体調の異変で救急車を呼ぶ場合とは違い、全く見ず知らずの人が目の前で体調不良を目撃した時には、どのような対応をしたらいいのか考えてみました。
駅や商業施設内ならば、係員がいるので自分の判断ではなく、係員の判断に任せればいいのかなと思います。問題は街中で体調不良の人を見かけた時です。意識がなければコミュニケーションが取れないので、救急車を呼んだ方がいいのかもしれません。
相手に意識がある場合は、自分の判断ではなく、救急車を呼ぶかどうか相手にきちんと確認をして、相手から救急車を呼んでくださいと了解を得てから呼ぶべきだと思いました。アラフォーの女性は若い男性の了解を得ないまま、独断で救急車を呼んでしまったのかなというような気がしました。
救急車で病院に運ばれるということは、病院での治療費が発生するわけで、逃げた男性には何か事情があったのかもしれません。治療費の持ち合わせがないとか、健康保険未加入とか、生活苦であるとか、具体的な理由はわかりませんが、そう考えると、しっかりとコミュニケーションを取って意思の確認が必要と思いました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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