【No.】 185
【ストレッサー】 ピン札不足が深刻化する?
【内容】 来年の7月の新札発行を控え、現行紙幣のピン札が不足している報道を見て、お祝い事のお札をどうしようと悩む
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★
【対処法】 ピン札が市場からなくなってしまったら、お祝い事でも使い古しのお札で許される世の中になっていると楽観的に考えてみる
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 昨日の朝の報道番組で、現行紙幣のピン札(折り目がなく見た目がきれいな状態のお札)が不足していることを知りました。今月24日土曜日の読売新聞の情報では、来年の7月に渋沢栄一を始めとする新札の発行が決まったということですが、このままでは、来年の7月までに現行紙幣のピン札が足らなくなる恐れがあるということでした。
現行紙幣の製造は新札発行までの必要分として、昨年の9月までに終了していたというのは初耳でした。新札までの切り替えのタイミングについては、過去の事例を基準に算定していたと推察されますが、今回は勝手が違っていたようです。
恐らく、コロナ禍で財布の中に入れるお札を、不衛生と思われる使い古しのお札ではなく、ピン札にこだわる人が予想以上に増えているということが推察されます。
一部の銀行では、未使用のお札への両替を制限する貼り紙があったり、日銀から入ってくる未使用のお札の量が減り、今後は交換に制限を設けることがあるかもしれないという店舗もあるそうです。
ピン札不足の影響は、今後も広がる可能性があるとのことです。もっと世の中の人にピン札不足の事実を知ってほしいという切実な声が金融機関で上がっているようです。
いいか悪いかは別として、日本では結婚式、出産祝い、入学祝い、七五三祝いなどでは、ピン札が好ましいという習慣があります。他にも、手渡しするお年玉や就職祝い、習い事の月謝についてもできればピン札が好ましいと言われています。
どうしても、お祝いはピン札にこだわるのでしたら、今のうちに来年の7月までに必要な金額分を両替して、タンス預金にしておいた方がいいかもしれません。
将来のことはよくわかりませんが、本当にピン札がなくなってしまったら、お祝いでも使い古しのお札で仕方がないよねと、世の中が受容してくれるのではないかと小生は楽観的に考えております。ピン札の1万円札も使い古しの1万円札も1万円の価値には変わりありませんから。
ちなみに、両替場所としては、銀行の窓口や両替機が一般的に知られていますが、最近は手数料を取るところがあります。手数料を嫌う人には、一部の郵便局では無料で両替してくれるところもあるそうです。(最新情報ではありませんので、最寄りの郵便局に確認した方がいいかもしれません)
基本的に郵便局の両替は業務外なので、両替枚数は必要な金額にとどめておくのがよろしいようです。それと、結婚祝いであれば、結婚式場のホテルフロントで両替をしてくれるところもあるようです。
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