【No.】 371
【ストレッサー】 家族運に加え仕事運もない
【内容】 子どもの頃は父のせいで家族運がなかったが、大人になって最初の就職で失敗して、仕事運もないと嘆いてしまう
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★
【対処法】 次の就職では失敗しないように、退職理由や自己分析をしっかりまとめて準備するようにする
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】退職日は8月15日付でしたが、有給休暇を使って8月初旬で会社を去ることになりました。アパートは8月いっぱいで引き上げることを大家さんには話して、前家賃を支払っていました。大きなスーツケースと身の回り品を大きな袋に入れて、新幹線に乗り込み、とりあえずは帰京して母の実家で数日過ごすことにしました。
目的はアパート探しで、近所の不動産屋を何軒か回って、窓に貼ってある物件を見ておりました。めぼしい物件があったので、母と一緒に不動産屋の女性と話をして、いっしょに現地に案内してもらいました。母の実家からは徒歩20分くらいで、最寄り駅までは徒歩25分でした。バスだと徒歩5分で最寄りの停留所があり、駅まで4停留所になりました。
閑静な高台にあり、風通しもよく2階建ての1階で気に入ったので、契約したい旨伝えました。すると、大家さんにすぐに連絡を取ってくれて不動産屋に戻ると、大家さんがやってきました。
仕事のことを聞かれて、転勤で引っ越してくるということにして、契約書を交わしました。社員証とか辞令を見せろと言われなくてよかったと思いました。8月15日から入居を考えていたのですが、日割りの家賃を契約日から取られるというのは少し違和感がありました。
それから、新幹線でトンボ返りをして、アパートを引き払う準備をしました。自転車は経理課の仲良くしていた人にタダで譲りました。荷物の搬出を翌日に控え、日帰り観光旅行を初めてしました。もうこの地に来ることはないと思われたので、地元で一番有名な観光地に行きました。島にある神社を見に行きました。
ヤマト運輸に引っ越しの手配をしました。宅急便ではなくヤマト便というので頼んだ記憶があります。到着までは3日くらいかかりました。料金は後払いで8万円くらいかかりました。荷物搬出の後は、大家さんに鍵を返して挨拶をし、アパートを引き払いました。
バスの車窓から、働いていた会社の建物の前を通ったのが見えて、嫌な思い出だけが次から次へと蘇ってきました。次に就職するにあたり退職理由を考えなければならないという思いがありました。それにしても、子どもの頃は家族運に恵まれず、大人になってからは仕事運に恵まれないかもという、自分の将来に不安だらけのリスタートになりました。
退職理由
❶過剰で意味のない残業
👉平日は朝8時半から夜の11時まで働かされ、締め日の月末は翌日の午前1時まで働かされていた。
❷店頭での店員を偽装した販売行為
👉土日は量販店の店頭に立たされて、店員のふりをして自社製品の販売をさせられていた。
❸過大なサービス残業
👉残業手当と休日出勤手当が未支給で、タイムカードの記録すらさせてもらえなかった。
❹片道切符の出向人事
👉親会社から子会社へのいきなりの出向人事だったが、親会社には戻れない事実上片道切符だった。
❺首都圏での定住を希望
👉将来は首都圏の勤務を希望していたが、全国規模の会社なので難しそうだった。
❻個人と家族の生活が犠牲
👉会社の業務が常に優先される社風に馴染めなかった。
❼無駄な精神論
👉特に軍隊調の研修で洗脳されかけた思想に馴染めなかった。
❽営業のノルマが非常に厳しい
👉前年度比10%アップの厳しいノルマがあり、自分が営業には向いていないと気がついた。
本音の退職理由は、❸の残業で長時間タダ働きをさせられたことが腹立たしかったことでした。しかし、今後の就活をする上で❸の理由はあまりよろしくないので、❺の首都圏勤務希望という理由で考えていこうと思ったのでした。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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