【No.】 209
【ストレッサー】 過集中の日々の反省
【内容】 一日中テレビゲームにはまったり、DVDや音楽、さらに勉強や仕事まで過集中をしていたことを思い出し疲れてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★★
【対処法】 80%の力で作業するとか、50分作業したら10分強制的に休憩を取るとか、職場の人に協力してもらい合図してもらう
【ストレッサー型】 5 ヘトヘト疲労困憊型
【解説】 若い頃、一日中テレビゲームにはまって、寝るのを忘れて気がついたら朝になっていたことがありました。食事をするのも忘れてゲームをしていました。あるいは、DVDが出始めた頃は、休日の1日に16時間ぐらい映画やドラマを見続けるようなことをしていました。そして、5年ぐらい前には、J-POPの音楽を250曲くらい1日に聴くようなことがありました。
仕事においても、精神論の強い会社にいたために、常に100%の力を発揮することを求められて、気がついたら心身ともに疲弊して退職に追い込まれていました。今振り返ると、過集中の状態にあったのだと思います。高い集中力が発揮される一方で、日常生活や社会生活に影響が出ると言われています。
過集中のいいところは、集中力が高まるので仕事を短時間で終わらせることができることです。あるいは、深く学ぶことで専門性のある知識を身につけて仕事に役立てることもできます。切羽詰まった時に、こういう技を持っていると長所として見ることもできます。
しかし、短所もたくさんあります。集中しすぎて時が経つのを忘れ、食事を忘れたり、夜更かしをしてしまうと、生活リズムに狂いが生じてしまいます。あるいは、過集中の状態が終わると、疲労がドット起こって燃え尽きてしまったような無気力状態に陥ることがあります。そして、話しかけられても気づかないことがあると、人間関係にヒビが入って仕事に支障をきたすことにつながりかねません。
過集中の対処法
❶80%の力で作業することを心がける
👉100%の力で作業するのをやめて、20%の余力を持つことで、過集中を防ぐ最良の方法です。
❷過集中と休憩をセットで考える
👉どうしても過集中がやめられなければ、50分間作業したら10分間の休憩を強制的に取るようにします。時間の経つのを忘れてしまう人は、タイマーやアラームを活用する方法があります。
❸職場の人の理解を得ておく
👉過集中の状態に見えたら、声をかけてもらったり、肩を叩いてもらったり協力してもらいます。
❹キリのよいところまでやる考えを捨てる
👉こだわりを捨てれば、残業してまでも作業を続けてしまうことを防ぐことができます。
❺面倒な仕事を先延ばしにしない
👉面倒なことを先延ばしするクセがあると、追い込まれて後がなくなり、過集中の状態に陥りやすいと言われています。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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