【No.】 700
【ストレッサー】 生活リズムが乱れ放題
【内容】 夜が眠れなくなり休職に追い込まれて、生活リズムが滅茶苦茶になってしまう
【分類】 F 生活リズム
【効果】 ★★★★
【対処法】 病院でもらった「生活リズム実績表」で、1日の行動実績を毎日見える化することで、次第に回復していくのを実感する
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】本日のブログが700回目の投稿になりました。これも読者の皆様の温かいご支援があったからだと感謝しております。ありがとうございました。
700回特別企画として、休職を要するほど体調を崩して、生活リズムが滅茶苦茶になってしまった状態から、体調が立ち直って復職に役に立った「生活リズム実績表」というツールを紹介したいと思います。
小生は18歳の時、親ガチャの環境から脱出するために、父の家を出ることになりました。2度と帰るまいと強い決心をしておりました。ところが、30余年後に帰宅することになりました。
幽霊屋敷と化した父の自宅に驚き、さらに、玄関のドアを開けたら〇〇屋敷でした。他にも諸般の事件が重なり体調を崩してしまいました。
やがて、不眠症を発症して会社勤務を休職することになりました。ずっと、不眠症の生活を抜け出せなく、生活リズムが大きく乱れてしまいました。
いろいろと悩んでいたら、主治医の勧めで頭部に微電流を流す治療を開始すると、今度は睡眠過多の状態になりました。自宅でゴロゴロしていると、午前中に1回、午後にも1回の合計2回の昼寝をする習慣がついてしまいました。
休職期間が1年間だったため、復職に向けて期限の半年前から病院での復職支援リワークを受けることになりました。生活リズムを整えるために、1週間の行動記録表になる「生活リズム実績表」をいただき、若干修正をしておりますが、今日まで毎日記録をしております。
1日の行動実績を見える化する
以降、1日24時間何をしていたのか「生活リズム実績表」の記録をつけています。縦に月曜日から日曜日までの1週間の記録をA4横1ページで印刷できるようにしています。参考までに画像を添付します。
Excelを使用して、0時から24時まで「睡眠、食事、入浴、外出時間、仕事」などを色分けして帯グラフのようにつけています。そして、その下に睡眠時間、朝と夜の体温、1日の歩数、朝食・昼食・夕食のメニューなどと、120文字程度のミニダイヤリーを記載しています。見本を添付します。
青色:睡眠時間
橙色:食事時間
緑色:入浴時間
赤色:勤務時間
黄色:外出時間
休職していた職場は退職することになりました。その後、新しい職場において、臨床心理士との面談がありました。臨床心理士が常駐しており、不眠症を発症してからの経緯を簡単に伝えました。
その中で興味を持たれたのは、病院での復職支援リワークでもらった1週間の行動記録表になる「生活リズム実績表」です。特に、臨床心理士に注目されたのは、1日の午前と午後に2回、気分を10段階に評価して記録していることでした。実際は気分を天気に例えて、それを数値化しているものです。
10点:快晴+虹
9点:快晴
8点:雲が1割程度ある晴れ
7点:雲が3割程度ある晴れ
6点:晴れ時々曇り
5点:曇り
4点:小雨
3点:大雨
2点:土砂降りの雨
1点:土砂降りの雨+暴風
小生の場合は、6点の「晴れ時々曇り」がデフォルト(基準点)になります。ちなみに、小生の9点は楽天くじで5000ポイントが当たった時、7点は大好物のケンタッキーフライドチキンを食べた時、4点は発言が相手を傷つけたかもと後悔している時、2点は大勢の前で批判されて嫌がらせを受けた時といった感じです。
毎日2回、気分を点数管理しておくと、点数変化の原因がわかれば症状悪化の早期発見と発症防止に役立てることができるようになります。小生の場合は睡眠時間が一番重要なポイントになっています。
その後の月1回の臨床心理士との定期面談では、直近の「生活リズム実績表」を4~5枚テーブルに開きながら、近況報告と相談を進めていくことになっています。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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