【No.】 359
【ストレッサー】 不可能なことをさせられる
【内容】 子どもの頃不可能なことを散々させられため、仕事で達成が不可能で無駄なことを指示されると調子を崩してしまう
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★
【対処法】 調子を崩すのは自分だけかと思っていたら、厚労省が認めるパワハラの一種と知り、自分は何も悪くないと知って安心する
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型
【解説】不可能なことを知らずにさせられて、結果的に不可能だったんだと気づいた時には、すごく悔しい思いをします。ウソの言い伝えとか迷信など、科学的な根拠のないものが該当します。大人だとウソだと気づくことでも、子どもは信じてしまいます。
現在、ふたご座流星群で話題になっていますが、小生が小学生中学年の頃、「流れ星が光っている間に願い事を言うことができたら、その願い事がかなう」と大人から言われて本気になりました。夜3時間ぐらい流れ星を観測したことがありました。ふたご座の主星であるカストル(星の名前)付近から20個くらいの流れ星を見つけることができました。
当時の具体的な願い事は忘れてしまいましたが、1秒にも満たない輝きの中で、「あっ、流れ星」と思った瞬間に消えてしまうので、願い事を言う時間など全くありませんでした。仮に、願い事を言うことができても、その流れ星の輝きと願い事がかなうこととは、科学的な関連性がないと今は理解しておりますが、子どもには理解できません。
誰かが不可能ということを前提に、そんな言い伝えを考えたのでしょう。実現がありえないので、どんなことを言っても、ウソをついたことにはならないという論理かもしれせん。
同じようなことがもうひとつありました。小学生の低学年の頃、「蛇の抜け殻を大切に財布の中に入れておくと金持ちになれる」という話を大人から聞きました。早速、蛇の抜け殻を見つけたので、ビニール袋に入れて折りたたんで財布の中に入れておきました。父がお小遣いを全くくれなかったので、お金には不自由していました。
これで金持ちになれると夢をみて信じていましたが、全然金持ちにはなれませんでした。数か月後におかしいなぁと思って、財布の中のビニール袋を確認したら、蛇の抜け殻が溶けて無くなっておりました。これも蛇の抜け殻が無くなることを前提にした言い伝えだったのでしょう。
大人になってからは、科学的な根拠のないモノは信じなくなりました。子どもの頃に科学的な根拠のないことを何度もさせられて、相当嫌な思いをしたのかもしれません。仕事においても、上司から達成が不可能な仕事や、業務上明らかに不要なことの強制をされてしまうと調子を崩してしまいます。
小生の頭の中では、瞬時に無理なこととか、無駄なことで意味がないと認識をしてしまうようです。現在では、厚労省が公表している「パワーハラスメントの6つの類型」のうちのひとつとして認定されています。
パワーハラスメントの6つの類型は下記ブログで紹介しています。
yuyakekoyakeakatombo.hatenablog.com
いつもお読みいただきありがとうございます。
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