【No.】 937
【ストレッサー】 公園で蝉の幼虫捕獲する人
【内容】 報道番組で都内の公園で蝉の幼虫を食用として大量に捕獲する人がいることを知り驚いてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 自宅近辺で今年はまだ蝉の鳴き声を聞いていないので心配していたが、勤務先でうるさいけど蝉の鳴き声で心が和むことに気づく
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 昨日の朝の報道番組を見ていたら、都内の公園で蝉の幼虫を捕まえている人が増えているそうです。捕獲禁止を謳う張り紙が設置されている公園が増えているそうで驚きました。張り紙では、採取禁止について「子供達がセミを楽しみにしています」と理由を掲げているそうです。
小生が小学生の頃、蝉は7年間幼虫で土の中で過ごし、地上に出て成虫に変身を遂げた後、1週間ぐらいで命を落とすというようなことを学んだ記憶があります。何と7年間も頑張ってきた蝉の幼虫を土の中から出てきたのを待ち伏せて捕まえるとは、ずいぶんむごいことをする人たちだと、子どもの頃の小生ならば言っていたかもしれません。
どうやら、蝉の幼虫を捕まえた人たちは蝉の幼虫を食べる目的で捕獲しているようです。昆虫食で5年ぐらい前にコオロギを食べるという話を聞き驚きましたが、今度は蝉の幼虫までに及んでしまったのかと思いました。
しかし、夏の風物詩である蝉の鳴き声が聞けなくなってしまうのかと思うと、小学生の情操教育の中でもあまりよろしくないような気がします。そう言えば、自宅近所でまだ蝉の鳴き声を今年聞いていないということに気づきました。誰かが根こそぎ蝉の幼虫を捕まえて食べてしまったのかと一瞬、頭の中をよぎりました。
そんなことは忘れて勤務先に到着したら、蝉の鳴き声が今年初めて聞こえてきました。「シュワシュワシュワ………」という珍しい鳴き声でした。あるいは「ワシワシワシ………」と鳴いているのかもしれません。姿を見てはいないので何とも言えませんが、クマゼミかと思いました。うるさいのですが、蝉の鳴き声を聞くと夏になったんだと実感します。
最近、自宅の近辺ではミンミンゼミとアブラゼミの鳴き声しか聞こえなくなってしまいました。子どもの頃に住んでいた町では、ツクツクボウシやニイニイゼミが鳴いておりました。
さらに、小生は蝉の中では鳴き声が一番大好きなのはヒグラシです。「カナカナカナ………」と朝と夕方しか鳴かないのですが、何とも情緒豊かに悲しげに鳴く声は今も心の中に残っております。最近、自宅近辺では聞くことがないので残念な気がします。
地球温暖化の影響かどうかわかりませんが、蝉の生態にも変化が出てきているのかなと思いました。そして、人間の食料と化して今後の蝉の生態に憂えております。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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