【No.】 156
【ストレッサー】 急な品出しを面倒がる店員
【内容】 一生懸命に肉の棚に商品を置いている店員さんに、野菜の惣菜を頼んだら30分待ってほしいと言われて驚く
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 臨機応変な対応が困難な人だと察したので、「担当が違う人だったらその人に伝えてくれませんか?」と優しく頼んでみる
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 最近の出来事ですが、運動がてら電車とバスに乗って買物に行きました。開店してから30分ぐらい経った頃で、店員さんが品出しをあちこちで行っている状況でした。いつもの野菜の惣菜を買おうとしたら、棚には1個もありませんでした。そこで、隣の肉商品の品出しをしている中高年男性の店員さんに質問をしました。
「ここの惣菜は品切れですか?」と棚を指さして訊いたら、「今朝入荷していますよ」という店員さんの回答でした。「じゃ、持ってきてもらっていいですか?」と小生がリクエストしたところ、「30分待っていただいていいですか?」と驚くような回答が返ってきました。「えっ?」と小生が聞き直したところ、「他の売り場で30分買物できませんか?」というようなことを言ってきました。
この店員さんは小生のリクエストよりも自分の作業のことを優先していると瞬時に気がつきました。そして、仕事の優先順位がつけられない障害を持っているのかなと思いました。毎朝の品出しの順番が決まっており、小生のリクエストのような臨機応変な対応が困難なのかなと考えました。同じ商品は同系列の近所の店でも同じ値段で売っているので、買わない選択肢が小生にはありました。
でも、面倒くさがる店員さんだったら、品切れで申し訳ありませんの一言ですんでしまう話ですが、商品が今日入荷して倉庫にあることを正直に話してくれたので、根は素直な方だと気づきました。
小生もことを荒立てるようなことを望んでいないので、「30分も待てないので、担当が違う人だったらその人に伝えてくれませんか?」と言ったら、しぶしぶ、男性店員さんはバックヤードに向かってくれました。
5分くらい待たされたでしょうか?1箱10個入りの段ボール箱を持ってきて、目の前でカッターでガムテープを切って、野菜の総菜を1個渡してくれました。「ありがとうございます」と小生はお礼をきちんと言って受け取りました。
この店員さんにとって、小生は朝のルーティン業務を邪魔する嫌な客だったかもしれません。今後、同様なシチュエーションになった場合、お客さんの目線で仕事をしてくれることを彼に期待して店を出ました。
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