【No.】 384
【ストレッサー】 彼女との突然の別れ
【内容】 2年ほどつき合った彼女との突然の別れで、ショックのあまり不眠症になってしまう
【分類】 C 恋愛
【効果】 ★★★
【対処法】 いつまでもクヨクヨしていても仕方ないし、彼女のことを忘れて前向きに生きていこうと考えるようにする
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型
【解説】母の実家から徒歩20分の場所に、1LDKのアパートを借りておりました。彼女も何度か来ていたので、合鍵を渡しておきました。彼女が泊まってもいいように、10日分くらいの衣服が置いてあったと思います。地方都市のブラック企業で働いていた時とは違って、彼女も1時間ぐらいで来れるので、あまり泊まりに来る必要性はなかったと思われました。
彼女とは小生が大学4年生の11月に知り合い、就職して地方都市に赴任した時は、アパートを借りて彼女といっしょに過ごすこともありました。彼女が休暇を10日間程まとめて取得して、わざわざ地方都市まで何度も来てくれておりました。
その頃の話は下記ブログで書いております。
No.364 彼女とアパートでの暮らし
yuyakekoyakeakatombo.hatenablog.com
つき合ってから、2年ちょっと経っておりました。小生としては飽きてしまったということは、けっしてなかったのですが、彼女は気性の激しい女性で、口喧嘩が絶えませんでした。小生が仕事に一生懸命になっており、彼女のことを二の次にしていたのかもしれません。小生もどことなく隙間風が吹いていたような気はしておりましたが、気づいた時はもう手遅れでした。
ある日、会社から帰ってみたら、彼女の荷物がすっからかんになくなっておりました。彼女に逃げられてしまったようでした。合鍵はドアの下の隙間から中に入れられておりました。その日を境に不眠症になってしまいました。大切な人を失ったショックは筆舌に尽くしがたいものでした。
将来は結婚も考えていた女性だったので、いろいろと思い出が走馬灯のように蘇ってきました。地方都市でいっしょに暮らした中で、小生が39度の熱を出した時は、母と電話でいろいろと相談をしてくれて、薬や水枕を買ってきてくれたりして、寝ずに看病をしてくれました。また、貯金がほとんどなかったので、必要な家具などのお金を出してくれました。
母に報告をしたら、アパートに見に来てくれました。小生の持ち物には一切触れずに、自分の持ち物だけを持っていったということで、彼女のことを褒めていました。職場の同い年の人からも慰められて、いっしょにスナックに飲みに連れていかれました。ふたりでウィスキーのボトルを1本あけてしまうほど飲んでしまいました。
終電に間に合わなかったので、彼のアパートに泊めてもらいました。翌日もふたりとも仕事だったにも関わらず、一睡もせずに語りあかしました。これがひとつの大きな分岐点になったかもしれません。
不眠症は3週間ほど続きましたが、いつまでもクヨクヨしていても仕方ないし、彼女を忘れて前向きに生きていこうと思ったら、不眠症は自然治癒しました。唯一の後悔は、彼女に感謝の気持ちを伝えられないままの別れとなってしまったことでした。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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